給湯器に空気が入るとボコボコ音?追い焚きの確認順と危険サイン

追い焚きのボコボコ音を循環口と確認リストで示したサムネイル

追い焚きの開始直後に循環口から「ボコボコ」「ポコポコ」と短時間だけ聞こえるなら、配管内の空気が出る音の可能性があります。音が自然に止まり、お湯の循環に問題がなければ、すぐに故障と決めつける必要はありません。

まずは音が出る場所と、追い焚きの開始前・運転中・停止後のどこで鳴るかを確認します。そのうえで、続いた時間、湯温や湯量、リモコンのエラー表示を見てください。

断水や水道工事の復旧後は、配管に空気が混じることもあります。ただし、音が長く続く・以前より大きい・お湯が循環しない・温度が上がらない場合は、空気だけが原因とは限りません。

水漏れ、ガス臭や焦げ臭、黒いすす、繰り返す衝撃音があるときは別です。使用を止め、火気や電気スイッチに触れずに相談してください。

  • 音が出る場所と、開始前・運転中・停止後のタイミングを見る
  • 浴槽の水位と循環口フィルターの詰まりを見る
  • 湯温・湯量・エラー表示と、臭い・水漏れ・すすの有無を確認する
この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
  • 対応実績年間3,000件以上
  • 保有資格:第二種電気工事士/ガス消費機器設置工事監督者/ガス可とう管接続工事監督者/ガス機器設置スペシャリスト
  • 即日対応保証 30分以内返信/3時間以内現地到着

豊富な経験をもとに、お客様のご要望に寄り添い、最適なプランをご提案します。価格面でも、お客様のニーズに合わせた柔軟なご相談が可能です。確かな実績ときめ細やかな対応で、お客様に安心と満足をお届けできるよう心がけております。

追い焚きのボコボコ音|短時間の循環音と点検が必要な音

追い焚き中のボコボコ音は、配管内に残った空気が循環水に押し出される時に聞こえることがあります。音が循環口付近から聞こえ、沸かし始めにだけ出て自然に止まるなら、メーカーも空気が出る音として案内しています。

一方で、音が鳴り止まない、毎回大きくなる、循環や湯温に異常がある場合は、同じ音でも切り分けが必要です。時間だけで断定せず、ほかの症状と組み合わせて判断してください。

音の状況見分ける点次の行動
開始直後だけ循環口付近・自然に止まる水位と循環口を確認
断水・工事の後水の濁り・空気混入の有無水側の蛇口で確認
鳴り止まない湯温・湯量・エラーの異常状況を控えて相談
臭い・漏れ・すすあり安全上の異常サイン使用を止めて相談
追い焚きのボコボコ音を音の場所、タイミング、継続時間、湯温・エラー、におい・水漏れの順で確認する図
音の長さだけで決めず、音の場所とほかの症状を順番に確認します。

浴槽の循環口から出る音でも、給湯器本体や床下から聞こえる音でも、外から見える範囲だけを確認します。本体カバーを開ける、配管を分解する、ガス系統に触れる作業は行わないでください。

自分で確認できる範囲

給湯器まわりの分解や配管作業は行わず、浴槽側とリモコンで見える範囲に絞ります。次の4項目を上から順に確認すると、自分で確認できることか、点検を頼む状態かを分けやすくなります。

  1. 浴槽の水位が循環口より上にあるか確認する
  2. 循環口フィルターに髪の毛や汚れが詰まっていないか見る
  3. 音が短時間で自然に止まるか、運転後も鳴り止まないかを見る
  4. 断水、水道工事、給湯器交換の直後か思い出す

断水から復旧した後は、まず水側の蛇口で水の濁りや異物がないかを確認します。水道工事では空気が混じって濁り水が出る場合があるため、きれいな水に戻ることを確かめてから追い焚きや自動湯はりを使ってください。

循環口フィルターの表面に汚れがある場合は、取扱説明書で許可された範囲で外して洗います。取扱説明書で方法を確認できない洗浄剤や配管洗浄は行わないでください。

使用を止めて相談すべき危険サイン

ボコボコ音に、におい、漏れ、衝撃音、エラー表示が重なる時は、空気が抜ける音とは分けて考えます。下の項目が1つでもある場合は、確認を続けず使用を止めてください。

  • ガス臭い、焦げ臭い、煙や黒いすすがある
  • 給湯器本体や配管まわりから水漏れしている
  • ボコボコ音が鳴り止まない、または毎回大きくなる
  • ドーン、バンッ、ボンッなどの衝撃音が繰り返す
  • リモコンのエラー表示が消えてもすぐ再発する
鳴り止まない音や、におい・水漏れ・すすがある場合は使用を止めて相談します。

このような時は給湯器の使用を止め、異臭がある場合は火気や電気スイッチの操作を避けてください。ガス臭があるときは地域のガス会社へ連絡し、水漏れやエラー、異常音はメーカーまたは修理事業者へ状況を伝えます。

音が循環口ではなく、給湯器本体や壁・床下の配管から聞こえる場合は、音の種類別に原因と相談目安を整理した関連記事も参考になります。

修理でよいか交換も見るかの分かれ目

一時的な空気混入なら、使い方や水位の確認でおさまることがあります。反対に、使用年数が長い、音が再発する、水漏れやエラーを伴う場合は、修理と交換の両方を比較します。

判断目安相談時の扱い
修理でよい可能性断水後や水位不足など一時的で、音が短時間で止まる確認した条件と再発の有無を伝える
交換も比較10年前後の使用、同じ症状の再発、水漏れ・異臭・エラー再発がある修理費用と交換費用をあわせて見積もる

ガス給湯器は、10年を点検・取替えの目安として案内しているメーカーがあります。音だけで交換と決める必要はありませんが、年数と再発条件は見積もり時に必ず伝えましょう。

相談前に伝えること

相談するときは、音の表現だけでなく、いつ、どこから、どのくらい続くかを伝えると判断が早くなります。写真やリモコン表示も残せる範囲で控えてください。

相談前に確認すること
  • 音が出る場所:浴槽の循環口、給湯器本体、壁や床下の配管
  • 音が続く時間:1分前後、5分以上、毎回出るなど
  • 直前の状況:断水、水道工事、給湯器交換、掃除の有無
  • 同時にある症状:水漏れ、異臭、エラー表示、湯温の変化
  • 使用年数:設置年、製造年、過去の修理履歴

お湯の救急車に相談する場合も、これらの情報があると修理で足りるか、交換見積もりまで見た方がよいかを切り分けやすくなります。

まとめ|空気混入のボコボコ音は時間と危険サインで判断する

追い焚きの沸かし始めに循環口から短時間だけ出て自然に止まる気泡音は、配管内の空気が出る音の可能性があります。音だけで故障と決めつけず、湯温や循環の状態もあわせて確認してください。

ただし、鳴り止まない音、水漏れ、異臭、衝撃音、エラーの再発がある場合は、空気が抜けるだけの音とは分けてください。使用を止め、状況を控えて相談する方が安全です。

判断に迷う時は、浴槽の水位、循環口、断水後の状況、使用年数を順番に確認します。音の原因を決めつけず、修理と交換の両方を比べられる形で相談しましょう。

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