給湯器エラー112|原因・症状・解除方法と応急処置を解説

給湯器のエラーコード「112」は、ふろ回路での点火不良を示すエラーです。
このエラーが表示されると、お風呂のお湯が沸かせなかったり、追い焚きができなくなるため、生活に大きな支障をきたします。

しかし、多くの場合はガスの供給停止や一時的な不具合が原因であり、正しい手順を踏めばご家庭で解消できるケースも少なくありません。

この記事では、エラー112の意味や原因、解除方法、応急処置、そして業者への依頼が必要な場合について詳しく解説します。この記事を読めば、突然のエラーにも落ち着いて対応できるようになります。

給湯器エラー112とは?症状・原因・無視して大丈夫?

エラー112は、給湯器が追い焚きやお湯はりの際に点火できなかったときに表示されるエラーです。
つまり、「お風呂の加熱ができない状態」を意味しています。

エラー112が出たときの症状

  • お風呂のお湯が温まらない
  • 追い焚きが途中で止まる
  • リモコンに「112」と表示され、ブザーが鳴る
  • シャワーやキッチンではお湯が出るが、浴槽だけ使えない場合もある

エラー112が出る原因

  • ガスの供給が止まっている(ガスメーター遮断、ガス切れなど)
  • 地震による安全装置の作動(震度5以上で自動遮断)
  • 悪天候(大雨・強風・湿気)で一時的に点火できない
  • 給排気口の閉塞や凍結
  • 機器内部の水の侵入
  • 点火プラグやイグナイタなど部品の故障

エラー112を放置するとどうなる?

  • 追い焚きができず、お風呂が冷めてしまう
  • 再点火を繰り返し、ガス代が無駄になる
  • 内部部品の劣化が進み、修理費用が高額になる恐れ
  • ガス系統の異常が原因の場合、安全上のリスクもある

注意エラー112は一時的な不具合で済むことも多いですが、繰り返し表示される場合は安全のため必ず業者に点検を依頼しましょう。

給湯器エラー112の直し方・消し方・リセット解除方法

ご家庭で試せる対処方法を、ステップごとにまとめました。

ステップ1:給湯器の電源をリセット

  1. リモコンの「運転」ボタンを押して電源を切る
  2. 1分ほど待ってから再度電源を入れる
    → 一時的なエラーなら、これで解除できます

ステップ2:ガスの供給を確認

  1. 他のガス機器(コンロなど)が使えるか確認する
  2. 使えない場合は、ガスメーターを確認
  3. 赤いランプが点滅している場合、復帰ボタンを押して3分待つ

注意ガス臭い場合は絶対に復帰操作をせず、すぐにガス会社へ連絡してください。

ステップ3:給排気口や周囲を点検

  • 給排気口が雪やゴミで塞がれていないか確認
  • 雨水が侵入していないかチェック

ステップ4:再度運転を開始

  1. リモコンで運転を入れる
  2. 正常に点火するか確認

エラー112が解決しない場合はどこに連絡?業者の必要性

エラー112が何度も表示される場合は、内部部品の故障やガス系統の異常が考えられます。
その場合は、自力での対応は難しく、専門業者の点検が必要です。

エラー112は修理?交換?どっちがいい?

軽微な不具合であれば修理で済みますが、給湯器の使用年数が10年以上の場合は交換を検討したほうが結果的にコストを抑えられるケースもあります。
修理しても他の部分が次々に故障する可能性があるためです。

エラー112が直らない!どこに連絡すればいいの?

  • ガスが供給されていない → ガス会社
  • 給湯器本体の不具合 → メーカーサポート(リンナイ・ノーリツなど)
  • 緊急時や迅速な対応を求める場合 → 給湯器修理・交換業者

エラー112は専門業者に依頼すべき?修理費用と交換費用の目安

対応内容費用の目安
点検・簡易修理(リセットや調整)5,000円〜15,000円
部品交換(点火プラグ・基板など)15,000円〜40,000円
給湯器本体の交換150,000円〜300,000円

エラー112を防ぐための日常的な点検方法

エラーを未然に防ぐためには、日頃の点検や環境管理が大切です。

  • 給排気口を塞がない(植木鉢や物を置かない)
  • 雪やゴミを定期的に取り除く
  • 雨の日や台風の後は、機器に水がかかっていないかチェック
  • 冬場は凍結防止のため保温材を巻く
  • 10年を超えた給湯器は定期的に業者点検を依頼

エラー112に関するQ&A

コンロは使えるのにお風呂だけエラー112が出るのはなぜ?

ふろ回路だけ点火できていない可能性があります。部品の劣化やふろ配管の異常が原因のことがあります。

エラー112は危険なエラーですか?

多くは一時的なガス遮断や点火不良で、重大な危険性は低いです。
しかし繰り返す場合は安全のため必ず点検を依頼しましょう。

自分で修理できますか?

ガス機器の分解は危険なのでおすすめできません。できるのはリセットやガスメーターの確認までです。

エラー112の解決は「お湯の救急車」にお任せください!

給湯器エラー112は、一時的なガス遮断や環境の影響で出ることが多いものの、繰り返し発生する場合は部品の故障が原因である可能性が高いです。

弊社「お湯の救急車」では、エラー診断から修理、交換までスピーディーに対応いたします。
突然のお風呂トラブルでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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