給湯器エラー032|原因・症状・解除方法と応急処置を解説

給湯器のエラーコード「032」は、自動湯はり運転中に浴槽にお湯が溜まらない異常を示すエラーです。
排水栓の閉め忘れや、循環口のフィルター詰まりなどが主な原因で、お湯が出ているのに浴槽に溜まらないという状況でよく発生します。

このエラーが出るとお湯はりが途中で止まり、家族の入浴ができなくなるなど、日常生活に大きな影響を与える恐れがあります。

この記事では、エラー032の意味や原因、応急処置やリセット方法、さらには修理や交換の必要性まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、エラー032に対する不安が解消され、迅速に適切な対処ができるようになります。

エラー032のポイント
  • 原因
    給湯器のエラー032は、浴槽にお湯が溜まらないことを検知した際に表示されます。
    主な原因は、排水栓の閉め忘れ、循環口フィルターの詰まり、水圧不足や断水、配管の凍結などです。まれに給湯器内部のポンプやセンサーの故障が原因となる場合もあります。
  • 症状
    自動湯はりが途中で止まり、浴槽にお湯が溜まらない状態になります。リモコンにエラー032が表示され、機種によっては警告音が鳴ることもあります。
  • 対処法
    まずは排水栓の閉め忘れを確認し、循環口フィルターの清掃を行ってください。
    そのうえでリモコンの電源を切って再起動するリセット操作を試します。
    改善しない場合は、配管の凍結や水道トラブルの有無を確認し、それでも解消しなければ専門業者への点検依頼が必要です。
  • 費用の目安
    フィルター清掃は無料、部品交換は5,000~15,000円、基板修理は20,000~50,000円、本体交換は120,000~300,000円が目安です。

給湯器エラー032とは?症状・原因・無視して大丈夫?

自動湯はり中にお湯が浴槽に溜まらないときに発生するエラーです。
排水栓の閉め忘れや、フィルター詰まり、水の供給トラブルなど、浴槽内にお湯が留まらない状態が原因です。

エラー032の症状は「浴槽にお湯が溜まらない」

エラー032が表示されると、自動湯はりが正常に完了せず、途中で止まってしまいます。
見た目にはお湯が出ているように見えても、浴槽の水位が上がらず、最終的にリモコンにエラー032が表示されます。

また、機種によっては「ピーピーピー」といった警告音が鳴る場合もあります。

エラー032の原因は「お湯が浴槽に留まらない状態」

以下のような原因が考えられます。

  • 浴槽の排水栓の閉め忘れ
    → 一番多い原因。排水口が開いていると、お湯が抜けていってしまいます。
  • 循環口フィルターの詰まり
    → 汚れや髪の毛がフィルターに詰まって、水を吸い上げられなくなります。
  • 配管の凍結・断水・水圧不足
    → 冬場や水道トラブルでお湯が十分に出ないと発生します。
  • 給湯器のポンプ・センサー異常
    → 内部部品の不具合で、水の流れを正しく検知できない場合。
  • 誤動作・一時的なエラー
    → リモコンの操作ミスや、システムの一時的な誤作動も原因になります。

エラー032を放置するとどうなる?重大なトラブルに発展する可能性も

  • 自動湯はりができず、毎回手動になる
  • 家族全員の入浴スケジュールが乱れる
  • 給湯器内部に負担がかかり、故障リスクが高まる
  • 部品劣化によって高額な修理費が発生する恐れ

特に「排水栓の閉め忘れ」など簡単なミスが原因だった場合でも、何度も繰り返すと給湯器のポンプなどに負荷がかかります。
放置せず、必ず早めの対応が必要です。

給湯器エラー032の直し方・消し方・リセット解除方法

ユーザーが自力で確認・対処できる手順は以下の通りです。

ステップ1:排水栓が閉まっているか確認する

浴槽の底にある排水栓が開いたままになっていないか確認してください。

注意ワンタッチ式の排水栓は特に要注意。見た目では閉じたつもりでも、完全に閉まっていないことがあります。

ステップ2:循環口フィルターを取り外し、掃除する

循環金具のカバーを外し、中のフィルターにゴミが詰まっていないか確認しましょう。水洗いで清掃できます。

ステップ3:配管の凍結や断水がないか確認する

特に冬場は配管が凍結していないか、または水道の元栓が閉まっていないかも確認してください。

ステップ4:給湯器リモコンの電源を切って再起動する

リモコンの電源を一度「切」にして、数秒待ってから再度「入」にしてください。

注意一時的なエラーであれば、これだけで解消されることがあります。

エラー032が解決しない場合はどこに連絡?業者の必要性

セルフ対応で直らない場合、内部部品の故障や劣化の可能性があるため、専門業者への相談が必要です。

エラー032は修理?交換?どっちがいい?

軽微な部品の不具合であれば「修理」で対応可能です。
ただし、10年以上使用している場合や、部品の供給が終了しているモデルであれば「交換」を検討する必要があります。

修理か交換かの判断は、専門業者の診断を受けるのが確実です。

エラー032が直らない!どこに連絡すればいいの?

  • メーカーのカスタマーサポート(リンナイ、ノーリツなど)
  • 給湯器専門の修理業者
  • 賃貸物件の場合は管理会社や大家さん
  • 地元のガス会社や水道業者

エラー032は専門業者に依頼すべき?修理費用と交換費用の目安

内容費用の目安備考
フィルター清掃無料(自力対応可)日常点検で予防可能
簡易修理(部品交換)5,000円〜15,000円ポンプ・センサーなど
給湯器本体の交換120,000円〜300,000円機種・機能により変動あり

エラー032を防ぐための日常的な点検方法

  • 浴槽を使用後、排水栓を開けっ放しにしない
  • 循環金具のフィルターを月1回程度掃除する
  • 給湯器周辺に異常音や焦げ臭がないか確認する
  • 寒冷地では配管の凍結防止対策を取る(保温カバーなど)

日常的な点検と習慣を整えることで、エラー032の発生リスクを大きく減らせます。

エラー032に関するQ&A

エラー032は自分で直せますか?

原因が排水栓やフィルターの詰まりであれば、ほとんどの場合ご自身で解消できます。

給湯器の寿命はどのくらいですか?

通常は10〜15年が目安です。故障が頻発するようなら交換を検討しましょう。

エラー032を何度も繰り返すのはなぜ?

排水栓の閉め忘れ以外に、ポンプやセンサーの劣化・誤作動の可能性があります。一度業者に点検を依頼しましょう。

エラー032の解決は「お湯の救急車」にお任せください!

エラー032は比較的よくあるトラブルですが、原因を正しく見極めることが重要です。
排水栓の確認やフィルター掃除など、ご自身で対処できることもありますが、繰り返しエラーが出るようであれば、専門業者の対応が必要です。

「お湯の救急車」では、給湯器のエラー診断から修理・交換まで、迅速かつ丁寧に対応いたします。
不安を感じたら、いつでもお気軽にご相談ください。
24時間365日対応で、あなたの快適なお風呂ライフを守ります!

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