地震のあとに給湯器やエコキュートが止まったときは、リモコンを何度も押す前に、ガス臭・水漏れ・本体の傾き・停電や断水の有無を先に確認します。給湯器は安全装置やガスメーターの遮断で止まることがあり、エコキュートも停電、断水、時刻設定の乱れで運転が止まることがあります。
ガス臭があるときはスイッチや換気扇を触らず、復旧操作をしないことが先です。においがない、水漏れがない、周囲が安全に見える場合だけ、ガスメーターやリモコン表示を順番に確認します。
「給湯器 地震」「エコキュート 地震 止まる」で調べている人が迷いやすいのは、使ってよい状態なのか、リセットしてよい状態なのかの境目です。安全確認、メーター復帰、エラー表示、エコキュートの停電・断水対応を分けて見ると、無理な復旧操作を避けやすくなります。
- 地震後に給湯器やエコキュートが止まる主な原因
- ガス臭、水漏れ、メーター、リモコンの安全な確認順
- ガスメーター復帰と給湯器リセットの切り分け
- 自分で再開せず点検を依頼するサイン
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地震後の給湯器で最初に見るべき症状
地震後にお湯が出ないとき、原因は給湯器本体だけとは限りません。ガス給湯器ならガスメーターの安全装置、エコキュートなら停電や断水、本体まわりの水漏れなど、見る場所が分かれます。先に症状を分けておくと、不要なリセットを繰り返さずに済みます。
ガス給湯器はガスメーター遮断が多い
ガス給湯器が地震後に急に使えなくなった場合、よくあるのはガスメーターの遮断です。揺れや異常流量を検知すると、給湯器にガスが届かなくなり、リモコンには点火不良やガス供給確認に近い表示が出ることがあります。
この状態で給湯器だけを何度もリセットしても、ガスが届いていなければ復旧しません。まずガス臭がないか、コンロなど他のガス機器も使えないか、ガスメーターの表示やランプが変わっていないかを見ます。
エコキュートは停電・断水・リモコン表示を分けて見る
エコキュートが地震で止まるときは、ガスではなく電気と水の状態を分けて考えます。停電中は新しく沸き上げできず、復電後に時刻設定や運転モードの確認が必要になることがあります。断水中は給水ができないため、通常通りの給湯ができない場合があります。
リモコンが消えている、時刻がずれている、エラー表示が残る、貯湯タンクまわりに水が出ているなど、症状によって対応は変わります。説明書で機種ごとの復帰操作を確認し、分からないままブレーカー操作や水抜き操作を繰り返さないようにします。
水漏れや本体損傷は復旧操作より点検を優先
給湯器本体や配管がずれている、水がぽたぽた落ちている、焦げ臭さや異音がある場合は、復旧操作より点検を優先します。地震の揺れで配管の接続部が緩むと、見た目には小さな異常でも使用中に悪化することがあります。
特に屋外設置の給湯器は、外装のへこみ、排気口のふさがり、配管カバーの外れも確認します。安全が判断できないときは、給湯器を使わず、ガス会社、メーカー、設置業者など確認できる窓口へ状況を伝えるのが安全です。
地震後の給湯器を安全に戻す確認順
地震後は、復旧できるかより先に、使ってよい状態かを確認します。以下の順番で見ると、危険サインを見落としにくくなります。
- ガス臭を確認する。少しでもにおう場合は火気を使わず、電気スイッチや換気扇も触りません。
- 水漏れと本体の損傷を見る。配管、本体下、貯湯タンクまわり、排気口を無理のない範囲で確認します。
- ガスメーターやブレーカーを確認する。ガス給湯器はメーター遮断、エコキュートは停電・ブレーカーを切り分けます。
- リモコン表示を読む。エラーコード、時刻表示、電源表示を見て、メモや写真に残します。
- 一度だけ復旧操作を試す。説明書やガス会社の手順に沿い、同じ異常が戻るなら使用を止めます。

石鹸水を配管接続部に付けて泡の有無を見る方法を聞くことがありますが、これはあくまで目安です。泡が出ないから安全と断定できるわけではありません。ガス臭がある、場所が分からない、接続部に触る必要がある場合は、自分で確認を進めず安全側に切り替えます。
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ガス給湯器のガスメーター復帰とリセット手順
ガス臭や水漏れがなく、周囲が安全に見える場合は、ガスメーターが止まっていないか確認します。ガス給湯器は、メーターが遮断している間は本体をリセットしても点火できません。復帰は給湯器側ではなく、ガスメーター側の手順を先に見ます。
復帰前に止めるもの
復帰操作の前に、給湯器、コンロ、ファンヒーターなど、使っていたガス機器を止めます。屋内でガス臭がしないか、窓を開けられる状態か、周囲で火を使っていないかも確認します。
ガス臭があるときは、復帰ボタンを押す段階ではありません。元栓を閉め、火気を避け、必要に応じて外へ出てからガス会社へ連絡します。焦ってスイッチを入れたり、給湯器の電源を何度も入れ直したりしないでください。
復帰ボタンを押した後は2〜3分待つ
一般的なマイコンメーターでは、復帰ボタンを押したあと、ガス漏れがないかを確認する待機時間があります。東京ガスネットワークの案内でも、復帰操作後に約3分待つ流れが示されています。
待っている間にガス機器を使うと、確認が終わらないことがあります。復帰ランプや表示が消えたあと、コンロなど一つの機器で点火するかを確認し、その後に給湯器を試すと状態を切り分けやすくなります。
同じ遮断が戻るときは給湯器側を触りすぎない
復帰してもすぐメーターが再遮断する、赤ランプが消えない、給湯器だけでなく他のガス機器も使えない場合は、家庭側で原因を決めつけないようにします。ガス会社側の供給停止、配管異常、機器異常のどれかを確認する必要があります。
給湯器のリモコンリセットは、一度だけ試す程度に留めます。同じエラーが戻るのに何度も点火させようとすると、症状が分かりにくくなります。エラー番号、メーター表示、発生したタイミングを控えて相談すると説明しやすくなります。
リモコンのエラー表示で分かること
地震後の給湯器エラーは、原因そのものを断定する表示ではなく、どこから確認すべきかを教える手がかりです。メーカーや機種でコードは変わるため、表示番号と説明書の組み合わせで見ます。
11・111系は点火やガス供給を疑う
リモコンに11、111、点火不良に近い表示が出る場合は、給湯器が火をつけられなかった状態を疑います。地震後は給湯器本体の故障だけでなく、ガスメーター遮断、ガス栓、供給停止、コンロ側も含めて確認します。
ガスが来ていない状態なら、給湯器だけをリセットしても改善しません。逆に、ガスメーターが復帰して他のガス機器が使えるのに給湯器だけ同じ表示が戻る場合は、給湯器側の点火部品、給排気、基板などの点検が必要になることがあります。
表示が消えている場合は停電や電源を確認
リモコン自体が消えている場合は、給湯器の故障より先に停電、ブレーカー、電源プラグ、屋外コンセントを確認します。地震後は感震ブレーカーや漏電ブレーカーが落ちていることもあります。
屋外の電源プラグを触るときは、濡れていないか、本体まわりに水漏れがないかを確認します。雨や水漏れで濡れている場合は、感電や機器損傷のリスクがあるため、無理に抜き差ししない方が安全です。
同じエラーが戻るときは無理にリセットしない
一度リセットして一時的にお湯が出ても、すぐ同じエラーが戻る場合は、原因が残っている可能性があります。地震後は配管や排気まわりのずれ、ガス供給の不安定さ、水圧低下など、複数の要因が重なることがあります。
エラー番号を控え、いつから出たか、ガス臭や水漏れがあるか、他のガス機器は使えるかを整理しておくと、相談時に状況が伝わりやすくなります。
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エコキュートが地震で止まるときの確認ポイント
エコキュートはガスを使わないため、ガスメーター復帰では直りません。地震後にエコキュートが止まる場合は、停電、断水、ブレーカー、リモコン表示、貯湯タンクまわりを分けて確認します。
停電後は時刻設定と運転再開を確認
停電があった場合、復電してもすぐ通常運転に戻らないことがあります。リモコンの時刻がずれていないか、沸き上げ休止や停止設定になっていないか、エラー表示が残っていないかを確認します。
機種によって復帰方法は異なります。説明書の停電後の扱いを確認し、ブレーカーを短時間で何度も入り切りしないようにします。エラーが残る場合は、番号を控えてメーカーや施工店に確認します。
断水時はタンクの湯を生活用水として扱う
断水していると、エコキュートは新しい水を取り込めず、通常通りに給湯できないことがあります。貯湯タンク内にお湯が残っていても、飲用に適するかは機種や状態で変わるため、災害時の生活用水としての扱いを確認します。
タンクから湯を取り出す非常用取水栓がある機種もありますが、操作方法はメーカーごとに違います。やけど、排水方向、足元の安全に注意し、説明書にない操作は避けます。タンクや配管から水漏れが見える場合は、取水より点検を優先します。
自分で再開せず点検を依頼するサイン
地震後は、少し待てば戻る停止と、使わない方がよい異常が混ざります。次のようなサインがある場合は、自分で再開するより点検を優先します。
- 給湯器まわり、メーターまわり、屋内でガス臭がする
- 本体下、配管、貯湯タンクから水漏れしている
- 本体が傾いている、固定金具が外れている、排気口がふさがっている
- 焦げ臭さ、煙、異音、振動がある
- ガスメーターが復帰してもすぐ再遮断する
- 同じエラーが何度も戻る
- 停電・断水の復旧後もエコキュートのエラーが消えない
相談するときは、給湯器やエコキュートのメーカー名、型番、リモコンの表示、ガスメーターの状態、ガス臭や水漏れの有無を伝えます。写真を撮れる場合は、本体全体、配管まわり、リモコン表示を残しておくと状況確認に役立ちます。
次の地震に備える給湯器まわりの準備
地震後に慌てないためには、普段から給湯器まわりの場所と止め方を確認しておくことが大切です。災害時は暗い時間帯や雨の中で確認することもあるため、家族で場所を共有しておくと判断が早くなります。
- ガスメーター、ガス栓、ブレーカー、給湯器電源の場所を確認しておく
- 給湯器やエコキュートの型番、説明書、保証書をすぐ見られる場所に置く
- 屋外機まわりに倒れやすい物を置かない
- 配管カバーや固定金具の外れを定期的に見る
- エコキュートの非常用取水栓の場所と注意点を説明書で確認しておく
- 緊急時の連絡先を、ガス会社、メーカー、施工店に分けて控えておく
古い給湯器や設置から年数が経ったエコキュートは、地震をきっかけに小さな不具合が表面化することがあります。普段から湯温が安定しない、異音がある、エラーが増えている場合は、災害時だけでなく通常時の点検対象として見ておくと安心です。
地震後の給湯器で迷いやすい質問
ガス臭がなければすぐ給湯器を使ってよいですか?
ガス臭がないだけでは十分ではありません。水漏れ、本体の傾き、排気口のふさがり、ガスメーター表示、リモコンのエラーも確認します。異常がなければ説明書やガスメーターの手順に沿って一度だけ復旧を試し、同じ異常が戻る場合は使用を止めます。
石鹸水テストで泡が出なければ安全ですか?
泡が出ないことは一つの目安ですが、安全を断定するものではありません。ガス臭がある、場所が特定できない、接続部に触る必要がある、復帰後に再遮断する場合は、自分で確認を続けずガス会社や専門業者に状況を伝えます。
エコキュートは停電中でもお湯を使えますか?
タンクに残っている湯を使える場合がありますが、機種や断水状況で扱いが変わります。停電中は新しく沸き上げできず、断水時は通常給湯できないことがあります。非常用取水の可否や飲用可否は、機種の説明書を確認してください。
地震後の給湯器は安全確認から復旧判断へ進める
地震後に給湯器やエコキュートが止まったときは、リセットや再運転よりも、ガス臭、水漏れ、本体損傷、停電、断水の確認を先に行います。安全に見える場合だけ、ガスメーター、ブレーカー、リモコン表示を順に確認し、説明書や公式手順に沿って一度だけ復旧を試します。
同じエラーが戻る、ガスメーターが再遮断する、エコキュートの異常が消えない、水漏れやにおいがある場合は、使い続けず点検へ切り替えます。地震後の給湯器は「早く使う」より「安全に使える状態かを確かめる」ことを優先してください。
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