給湯器の電源ランプは点いているのに燃焼ランプがつかない時は、給湯器に電気は届いていても、点火に必要なガス・水・安全確認のどこかで止まっている状態です。
給湯器のリモコンを確認すると電源ランプは点灯している。それなのに蛇口をひねってもお湯が出ない――。まずはガス臭さや水漏れがないかを見て、危険がなければガス栓、ガスメーター、水側、エラー表示の順に確認します。
ガス臭い、焦げ臭い、黒いすす、水漏れ、漏電が疑われる時は、使い続けずに停止してください。火気や電気スイッチを避け、ガス栓を閉めて契約中のガス会社や修理窓口へ連絡する場面です。
危険サインがなければ、読者が見てよい範囲は「リモコン表示」「ガス・水の元栓」「ガスメーター」「水抜き栓フィルター」までです。カバーを外す、分解する、何度もリセットを繰り返す作業は避けましょう。
- 燃焼ランプがつかない時は、給湯器本体の故障だけでなくガス遮断や給水不足も切り分けます。
- ガス臭い、水漏れ、焦げ臭いなどがあれば、確認作業より使用停止を優先します。
- 10年以上使っている、エラーが再発する、複数箇所でお湯が出ない時は相談前提で考えます。
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給湯器の燃焼ランプがつかない時はまず何を見る?
燃焼ランプは、給湯器が点火してお湯を作っている時に点く表示です。電源ランプだけ点いて燃焼ランプがつかないなら、点火まで進めていない可能性があります。
ただし、原因をいきなりイグナイターや基板の故障と決めるのは早いです。ガスが止まっている、水が給湯器へ十分に入っていない、エラー表示で安全停止している場合もあります。
- NG:ガス臭い状態で火を使う、電気スイッチを入れる
- NG:給湯器のカバーを外して内部部品を触る
- NG:エラーが何度も出るのにリセットだけを繰り返す
この3つに当てはまる場合は、自分で原因を探すより停止と相談を優先します。危険サインがなければ、次の順番で外側から確認します。
ガスと水を安全に確認する順番
給湯器の電源ランプは点いてるのにお湯が出ない症状では、ガスと水の供給確認が前半の中心です。給湯器が点火するには、電気だけでなくガスと水も必要です。
- ガス臭くないか、焦げ臭さや黒いすすがないかを見る
- ガス栓、器具栓、ほかのガス機器の使用可否を確認する
- ガスメーターの赤ランプ点滅や遮断表示を見る
- 蛇口の水量と水抜き栓フィルターの詰まりを確認する

東京ガスネットワークは、ガスが出ない時の確認として、ガス臭さ、ガス栓、ほかのガス機器、ガスメーターの点滅を順に見る流れを案内しています。
ガスメーターの復帰手順は以下の通りです。赤ランプが点滅している時は、ガス臭くないことを確認してから行います。
- すべてのガス機器を停止させる
- 復帰ボタンのキャップを外す
- 復帰ボタンを奥まで押し込み、すぐに手を離す
- 3分間そのまま待機する
赤ランプが消えない、すぐにまた止まる、メーター操作が不安な時は、ガス会社へ確認してください。プロパンガスの場合は、残量切れや供給側の停止も候補になります。
水側では、すべての蛇口でお湯が弱い、またはお湯側だけ出にくい時に水抜き栓フィルターを確認します。フィルター部分を歯ブラシなどで丁寧に水洗いする作業は、外側からできる範囲です。
ノーリツ公式FAQでも、水抜き栓フィルターにゴミなどが詰まると、お湯の出が悪くなったりお湯にならない場合があると案内しています。
エラー111や点滅がある時の見方
リモコンに「111」や「11」が出ている場合は、給湯使用時の点火不良として扱います。リンナイ公式FAQでも、エラー111ではほかのガス機器が使えるかを最初に確認する流れです。
イグナイターは、ガスに着火するための火花を発生させる重要な部品です。経年劣化により電極が消耗したり、制御基盤に不具合が生じたりすると、正常に火花が飛ばなくなります。この状態では、燃焼ランプが点灯しないため、リモコンを見れば点火できていないことが判断できます。
まずは安全な範囲で、リモコンの電源をOFFにし、1分間待機してから再度ONにする操作を試します。給湯器本体の電源プラグを扱う時は、濡れた手や水漏れがないことも確認してください。
リセット後も同じエラーが出る、燃焼ランプがつかない状態が続く、途中で点滅して止まる時は、点火装置や燃焼制御の点検が必要です。エラー番号、表示されたタイミング、使用年数を控えて相談すると伝わりやすくなります。
症状別に見る原因と依頼先の分け方
同じ「燃焼ランプがつかない」でも、家中で起きるのか、一部の蛇口だけなのかで相談先が変わります。下の表で近い状態を先に分けてください。
| 症状 | 考えやすい原因 | 確認すること | 相談先 |
|---|---|---|---|
| 燃焼ランプだけつかない | 点火不良・ガス遮断 | ガス栓、メーター、エラー | ガス会社または修理業者 |
| お湯も水も出ない | 断水・止水栓・配管側 | 冷水も出るか、家中か | 水道局、管理会社、配管業者 |
| お湯だけ弱い | 給水不足・フィルター詰まり | 水抜き栓、元栓、水量 | 改善しなければ修理業者 |
| エラーが再発する | 部品劣化・燃焼制御 | 番号、頻度、使用年数 | 給湯器修理業者 |
冷水も出ない場合は、給湯器だけを見ても解決しないことがあります。集合住宅なら管理会社、地域全体なら水道局、宅内配管なら配管業者が先になる場面です。
お湯側だけ出ない、エラーがある、ガスは使えるのに給湯だけ点火しない時は、給湯器側の点検に進みます。判断に迷う時は、表の「確認すること」を写真やメモで残しておきましょう。
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10年以上使っている時は修理と交換を並べて考える
使用開始から10年が経過した給湯器で、電源ランプは点いてるのにお湯が出ない症状が発生した場合、修理よりも交換を検討する方が経済的な場合があります。
ただし、年数だけで交換と決める必要はありません。部品交換で済むか、同じ不具合が再発しているか、水漏れや腐食があるかを並べて判断します。
- 使用年数が浅い
- 原因がガス遮断やフィルター詰まり
- リセット後に再発していない
- 10年以上使用している
- 同じエラーや点火不良が再発する
- 水漏れ、腐食、異臭もある

10年を超えている給湯器は、修理費だけでなく今後の再故障リスクも見ます。修理見積もりと交換見積もりを同時に出すと、短期費用と長期費用を比べやすくなります。
迷った時に伝える情報と次の行動
確認しても原因が分からない時は、無理に作業を増やさず相談へ進みます。伝える情報が整理されているほど、修理で足りるか交換も見るかを判断しやすくなります。
- 燃焼ランプがつかないのは毎回か、一時的か
- エラー番号、点滅の有無、表示されたタイミング
- お湯だけ出ないのか、水も出ないのか
- 使用年数、型番、給湯器まわりの写真
ガス臭さや水漏れがある場合は、相談前チェックより使用停止を優先してください。危険がなければ、ガス、メーター、水抜き栓、エラー表示を確認し、再発や10年以上の使用があれば修理と交換を並べて相談する流れです。
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