給湯器の断水中・復旧直後の給湯、追い焚き、自動湯はりの停止・再開判断

断水中は使わず、復旧後に水を確認してから給湯器を再開する流れ

断水中は、給湯器の給湯・追い焚き・自動湯はりを原則として使いません。断水を知ったら、開いている蛇口を閉め、浴室リモコンで動いている自動湯はりや追い焚きも停止してください。

水道が復旧しても、すぐにお湯を出すのではなく、水側の蛇口から透明な水が流れることを先に確認します。濁りや異物を給湯器へ入れないための順番です。

復旧後も水が出ない、濁りが続く、給湯器の周辺から水が漏れるときは、使用を止めて水道局・管理会社・設置業者へ状況を伝えてください。機器本体を開けたり、手探りで操作を繰り返したりする必要はありません。

この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
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断水を知った時に止める操作

計画断水の案内を見た時も、急に水が止まった時も、まずは水の出口と浴室の自動運転を止めます。水が戻る瞬間に開いたままの蛇口から勢いよく出ることを防ぐためです。

  1. 台所・洗面・浴室など、開いている水側と湯側の蛇口を閉める
  2. 自動湯はり、たし湯、追い焚きが動作中ならリモコンで停止する
  3. 復旧予定時刻だけを目安にせず、水側の蛇口を確認するまで再開しない

浴槽に水が残っていても、断水中の追い焚きが使えるとは限りません。お湯を残しておきたい時も、給湯器の運転ではなく、断水前に済ませられる入浴や湯はりを判断してください。

断水中の給湯・追い焚き・自動湯はりの可否

一般的なガス給湯器では、断水中は給湯を使えません。メーカーの断水案内でも、浴槽に水がある場合を含め、追い焚きや自動湯はりを使わないよう案内されています。

  • 水が止まっている状態で、自動湯はりや追い焚きの開始ボタンを押す
  • 浴槽に水があるからと考え、断水中に追い焚きを試す
  • 水が出ないまま、給湯の操作を何度も繰り返す

機種によっては例外的な仕様があるため、断水時に使えるかを個別に確かめるなら、型番に合う取扱説明書またはメーカー案内を確認してください。ここでは例外を前提にせず、水道が止まっている間は使わない判断が安全です。

  • 断水中に操作した後は、復旧と水側の確認を済ませてから、取扱説明書に沿って運転を再開する
  • 集合住宅では、建物の給水設備の復旧状況を管理会社の案内でも確認する
断水後に蛇口を閉め、透明な水を確認してから給湯を再開する三段階
給湯を再開する前に、水側の蛇口で透明な水を確認します。

浴槽に残り湯があっても追い焚きを始めない

追い焚きは浴槽の水を循環させますが、給水が止まっても使えるとは限りません。ノーリツは、一般的な追いだき機能付き給湯器では、浴槽に水があっても断水中は追い焚きできないと案内しています。

追いだき専用のふろがまや旧製品などには例外があります。家族や別の住宅で使えた経験だけを根拠にせず、本体の型番に合う断水時の案内が確認できない間は、操作を控えてください。

断水中に押してしまった時は表示を残して復旧を待つ

断水中の操作でエラーが出ても、その時点で故障とは決めません。ノーリツの断水案内には562・632の表示例があります。これは他社機や別の番号まで共通という意味ではありません。

番号を写真に残し、ふろ自動や追い焚きを止めた状態で待ちます。表示解除を繰り返すのではなく、給水が戻り、水側の状態を確認してから、対象機種の再開手順に進みます。

復旧後に蛇口側を確認して給湯器を再開する順

復旧後は、給湯器を通らない水側の蛇口から確認します。最初からお湯側を開けると、濁り水や異物が給湯器へ入るおそれがあるためです。

  1. 閉め忘れた蛇口がないことを確かめ、水側の蛇口をゆっくり開ける
  2. 濁りや異物がなく、透明な水が安定して流れることを確認する
  3. 蛇口を閉めてから給湯を試し、問題がなければ自動湯はり・追い焚きを再開する

白っぽい水が出る時は、水に空気が混じっていることがあります。赤色や濁りが残る時も含め、透明になるまで水側で流し、きれいになってから給湯を始めてください。

透明な水は出るのに、追い焚きは動いても蛇口からお湯だけが出ない時は、断水の再開手順とは別に状態を分けて確認します。次の関連ガイドが、浴槽と蛇口の違いを整理する助けになります。

復旧後も再開できない時は、型番、断水が始まった・復旧した時刻、水側では透明な水が出るか、試した操作を控えてから、メーカーまたは設置業者へ伝えてください。断水以外の状況まで自分で切り分けようとせず、確認した事実を共有することが近道です。

復旧予定時刻よりも水側の色と安定した流れを確かめる

水道の復旧予定が過ぎても、自宅の水が戻ったとは限りません。建物の受水槽や給水設備の影響もあるため、水側の蛇口をゆっくり開け、濁り・異物・流れの乱れがないかを確認します。

水側を確認するのは、復旧直後のサビなどを給湯器へ通さないためです。混合水栓は水側に合わせ、最初から温水側を開けません。水道事業者や管理会社から別の案内がある場合は、その指示も確認してください。

水が透明になってから型番別の操作で給湯を再開する

水が透明で安定したら、水栓を閉め、説明書の断水後・再使用の手順を読みます。水抜きをしていた機器では、水張りが必要な場合があります。通常のスイッチ操作だけで再開できる状態かを先に確認します。

給湯を再開した時は、リモコン表示と少量の出湯の温度を確認し、急な熱湯に注意します。異臭・水漏れ・異常な音・エラーがある場合は、自動湯はりや追い焚きまで続けて試さないでください。

断水復旧後も再開できない時は水の状態で連絡先を分ける

断水後の相談では、給湯器の故障かどうかを自分で決めるより、水側で何を確認できたかを伝えると受付先を選びやすくなります。

復旧後の状態先に確認する相手伝える内容
水も出ない・濁りが続く水道事業者・建物管理側住所・水の状態・復旧案内
透明な水は出るが給湯不可設置店・メーカー型番・番号・再開時の操作
漏水・異臭などがある症状に対応する緊急窓口場所・危険の有無・表示

賃貸住宅では、機器の修理手配は管理会社や貸主にも確認します。「断水は何時に復旧し、水側は透明です。給湯を再開するとこの表示が出ます」と、事実を分けて伝えてください。

断水後の給湯は水側の確認を済ませてから戻す

断水中は蛇口と自動運転を止め、復旧後は水側から確認します。水が透明で安定したことと、機種別の再使用条件がそろってから、給湯、自動湯はり・追い焚きの順に戻してください。

表示が残る、異常を伴う、留守中の止水や水抜きの状態が分からない時は、繰り返し操作せず型番と経過を伝えます。一般的な故障診断へ進む前に、断水からの再開条件が満たせているかを確認しましょう。

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