給湯器エラー760の原因と直し方|ノーリツ表示の確認手順も解説

給湯器のエラー760で電源を抜く前の確認を促す画像

給湯器のエラー760は、リモコンと給湯器本体の通信に不具合が起きたときに表示されます。まずエラー画面を撮影し、台所・浴室など各リモコンの表示と、お湯が出る水栓を確認してください。

ノーリツ給湯器では、一部でもお湯が使える場合は電源プラグを抜きません。全ての水栓でお湯が出ず、異臭や水漏れもない場合に限り、電源プラグを抜いて10〜20秒後に差し直します。機種ごとの取扱説明書も確認してください。

ガス臭い、焦げ臭い、煙、異音、水漏れ、ブレーカーが落ちる症状があるときは、リセットせず使用を止めます。760が消えても短期間に再発する場合や、一部のリモコンだけ反応しない場合も点検が必要です。

エラー760で先に分ける3つの状態
  • 一部のリモコンだけ反応しない場合は、電源を抜かず修理を相談する
  • 全リモコンが消えていてもお湯が出る場合は、電源を抜かず修理を相談する
  • 全リモコンが消え、全水栓でお湯が出ない場合だけ電源プラグの手順を確認する
この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
  • 対応実績年間3,000件以上
  • 保有資格:第二種電気工事士/ガス消費機器設置工事監督者/ガス可とう管接続工事監督者/ガス機器設置スペシャリスト
  • 即日対応保証 30分以内返信/3時間以内現地到着

豊富な経験をもとに、お客様のご要望に寄り添い、最適なプランをご提案します。価格面でも、お客様のニーズに合わせた柔軟なご相談が可能です。確かな実績ときめ細やかな対応で、お客様に安心と満足をお届けできるよう心がけております。

給湯器エラー760はリモコンと本体の通信不具合

エラー760は、給湯器本体とリモコンの間で信号を正常にやり取りできない状態を示します。ノーリツ公式FAQでは「給湯器本体の通信不具合」と案内され、考えられる故障部品はリモコンと電装基板です。

ただし、表示だけで故障箇所を断定することはできません。リモコン本体、通信配線、給湯器側の電装基板のどこで通信が止まったかは、表示の出方とお湯の状態を合わせて点検します。

台所リモコンだけが消える、浴室だけ操作できない、全てのリモコンが消えるなど、症状は同じではありません。どのリモコンが不調かを分けて記録すると、修理時の切り分けが早くなります。

760以外の番号も表示された場合は、その番号も写真に残してください。停電や落雷、強い雨の直後など発生条件が分かるときも、原因と決めつけず、点検時に伝える手がかりとして記録します。

エラー760は表示・リモコン・お湯の順に確認する

最初は、表示→リモコン→家の全ての蛇口の順に確認します。急いでエラーを消さず、状態が変わる前に写真とメモを残し、電源を抜いてよいか判断しましょう。

  1. 760が読める状態でリモコン画面を撮影する
  2. 台所・浴室・増設リモコンの表示とボタン反応を確認する
  3. 家の全ての水栓で、お湯が出るかを一か所ずつ確認する
  4. ガス臭さ、焦げ臭さ、水漏れ、異音、煙の有無を確認する
  5. 全水栓でお湯が出ず危険サインもない場合だけ、電源プラグを差し直す
エラー760の表示撮影からリモコン・お湯確認、条件付き再操作、再発時点検までの順番
表示、リモコン、お湯の状態を確認し、条件が合う場合だけ再操作します。再発時は点検へ進みます。

お湯の確認は台所だけで終わらせず、浴室や洗面なども見ます。一部の水栓で使える場合は「全く使えない状態」ではないため、電源プラグの抜き差しへ進まないでください。

リモコンの運転スイッチが反応する場合は、いったん運転を切り、少し待ってから入れ直します。表示が消えても同じ日や翌日に再発したら、発生時刻と使っていた機能を追記しましょう。

電源リセットは全水栓でお湯が出ない場合だけ

ノーリツ公式が電源プラグの抜き差しを案内しているのは、全てのリモコンの電源が入らず、さらに全ての水栓で実際にお湯が出ない場合です。条件を満たすかを先に確認します。

  • 一部のリモコンだけ不調な場合は、電源を抜かず修理を相談する
  • 全リモコンが消えていても一部でお湯が出る場合は、電源を抜かない
  • 集合住宅でブレーカー直結か分からない場合は、無理に操作しない

全水栓でお湯が出ず、危険な症状もない場合は、機器本体から出ているコードの電源プラグを一度抜きます。10〜20秒待ってから差し直し、リモコン表示とお湯の状態を再確認してください。

濡れた手でプラグに触れたり、雨が降っている屋外で操作したりしないでください。プラグが熱い、差し込み部が変色している、本体周辺が濡れている場合も、触らず点検を依頼します。

取扱説明書に別の手順が記載されている機種は、その案内を優先します。電源プラグを差し直しても760が消えない、または一度消えて短期間で戻る場合は、何度も抜き差しを繰り返さないでください。

リセットせず使用を止める危険サイン

760は通信不具合の表示ですが、異臭や水漏れなどが同時に起きている場合は別の異常も疑います。次の状態では、エラーを消す操作より使用停止を優先してください。

  • ガス臭い状態で、火気や電灯・換気扇などの電気スイッチを使う
  • 焦げ臭さ、煙、黒いすす、強い異音があるまま運転を続ける
  • 水漏れや漏電の不安、ブレーカーが落ちる症状がある状態で電源プラグを抜き差しする
  • 本体カバーを開け、端子や配線、電装基板を自分で触る

ガス臭いときは、火気と電気スイッチに触れず、窓や戸を開けます。安全に操作できる範囲で器具栓・ガス栓を閉め、契約中のガス事業者へ連絡してください。

焦げ臭さや煙がある場合は、給湯器へ近づいて原因を探さないでください。水漏れが電装部品へ及ぶと故障が広がる可能性があるため、状況を離れた位置から確認し、点検先へ伝えます。

エラー760の原因は配線・リモコン・電装基板で切り分ける

通信できないという結果は同じでも、故障箇所は一つとは限りません。自分でできるのは記録と外観確認までです。端子の付け直しや配線交換は点検者へ任せます。

疑う箇所見えやすい症状次の対応
リモコン一部だけ消灯・無反応場所と品番を伝える
通信配線表示が不安定・時々消える外観だけ確認する
電装基板全体が不安定・再発する修理費と年式を確認

一部のリモコンだけが不調なら、リモコン自体か、その系統の配線を疑う材料になります。リモコンの取り外しや裏側の確認はせず、不調な場所と台数を伝えてください。

全てのリモコンが不安定で、お湯も出たり止まったりする場合は、本体側の電装基板を含めた診断が必要です。760以外の表示やブレーカー動作もあれば、一緒に伝えてください。

症状を記録するときは、エラーが出た時刻、使っていた蛇口、表示されたリモコン、電源を入れ直した回数をメモします。表示が消えても写真は削除せず、再発までの間隔が分かるように残しましょう。

給湯器本体とリモコンの品番、設置年も分かる範囲で控えます。相談時に伝えると、訪問前の確認が進みやすくなります。

雨のあとや振動後だけ発生する場合は、発生条件を点検者へ共有します。ただし、屋外配線の傷みや端子の腐食を外から断定せず、本体まわりの水たまりや外装の大きな損傷を見る範囲にとどめましょう。

ノーリツ760の修理費は18,000〜55,000円程度が参考

ノーリツ公式の修理参考情報では、760で考えられる故障部品はリモコンと電装基板です。ガス給湯器と石油給湯機の修理参考料金は、いずれも18,000〜55,000円程度(税込)と示されています。

この金額には出張費の上限3,300円と故障診断料が含まれます。実際の料金は訪問時の診断で決まり、故障箇所が複数なら参考料金を超える場合があります。

修理しない場合や、部品がなく修理できない場合でも、出張料と故障診断料がかかる案内です。依頼前に、出張料、診断料、技術料、部品代のどこまで見積もりに含むかを確認しましょう。

10年を超えた製品では部品供給が終了している場合もあります。料金だけで即決せず、修理可能か、部品を確保できるか、ほかの部品に劣化がないかを同じ見積もりで確認してください。

修理か交換かは使用年数・再発・同時症状で判断する

エラー760が出ても、すぐに本体交換が決まるわけではありません。使用年数が浅く、リモコンなど単独箇所の不具合なら、修理で復旧できる可能性があります。

一方、10年前後使っていて短期間に760が再発する場合は、修理と交換を同じ条件で比較します。過去の点火不良、温度ムラ、水漏れ、異音なども判断材料です。

判断軸修理を優先交換も比較
使用年数年数が浅い10年前後・10年超
再発状況初回で原因を診断中短期間に繰り返す
同時症状760表示だけ水漏れ・異音もある
故障範囲単独箇所の疑い複数箇所の疑い

保証期間内なら、メーカーや販売店の保証条件を先に確認します。修理見積もりでは今回の費用だけでなく、部品供給、再発の見込み、交換した場合の総額も聞くと判断しやすくなります。

年数だけで交換を決めず、再発とほかの症状を重ねて判断することが大切です。故障を繰り返して生活への影響が大きい場合は、次回停止のリスクも比較してください。

点検相談の前に型番・リモコン品番・発生条件をそろえる

点検を頼む前に、写真と短いメモを用意します。760がどこで、いつ、何をしているときに出たかを伝えると、確認する箇所を絞りやすくなります。

  • 760の表示写真と、再発した日時・回数
  • 反応しないリモコンの場所、台数、リモコン品番
  • お湯が出る水栓と出ない水栓の違い
  • 給湯器本体の型番、製造年または設置時期
  • 異臭、水漏れ、異音、ブレーカー動作の有無

持ち家はメーカー・設置業者・給湯器業者へ相談する

本体の型番は、機器の銘板、取扱説明書、保証書で確認できます。屋外の銘板へ無理に近づかず、見える範囲から撮影してください。保証が残っている場合は購入店やメーカー窓口を先に確認します。

修理と交換の両方を比べたい場合は、使用年数と過去の不具合も伝えます。見積もりでは、今回の故障箇所、修理後の見通し、交換時に必要な工事範囲を同じ条件で尋ねましょう。

賃貸・マンションは管理会社やオーナーへ先に連絡する

賃貸住宅の設備として設置されている給湯器は、管理会社やオーナーが修理先を指定することがあります。自分で業者を手配する前に、契約書の連絡先へ症状と写真を送ってください。

集合住宅では、給湯器が専用ブレーカーへ直結されている場合もあります。電源の位置や操作方法が分からないときは触らず、部屋番号、型番、エラー写真をそろえて管理側へ相談します。

給湯器エラー760で迷いやすい疑問

一度消えたら、そのまま使ってもよいですか?

一時的に消えても、同じ日や数日以内に再発するなら点検が必要です。消えた時刻、再発までの時間、給湯中か待機中かを控え、繰り返しリセットする前に相談してください。

台所リモコンだけ760が出るときはどうしますか?

一部のリモコンだけ不調な場合は、電源プラグを抜かず修理を相談します。どのリモコンに表示が出るか、ほかのリモコンで操作できるか、お湯が出るかを伝えてください。

エラー760は自分で配線を直せますか?

利用者が行うのは外観確認までです。リモコンの取り外し、本体カバーの開閉、端子の付け直し、配線交換は、感電や故障拡大につながるため行わないでください。

ノーリツ以外の760も同じ方法で直せますか?

760を通信異常として扱うメーカーはありますが、対象部品や電源の入れ直し方はメーカー・機種で異なります。表示を記録したうえで、使用中の機器の取扱説明書と公式案内を確認してください。

エラー760は全水栓の確認後に電源を差し直し、再発なら点検へ

給湯器エラー760が出たら、表示を撮り、各リモコンと全ての水栓を確認します。一部でもお湯が使える場合は電源を抜きません。全水栓で出ない場合だけ、公式案内と取扱説明書に沿って電源プラグを差し直してください。

異臭、煙、水漏れ、異音、ブレーカー動作があるときは使用を止めます。危険サインがなくても、760が消えない、短期間に戻る、一部のリモコンだけ不調なら、型番と写真をそろえて点検を相談しましょう。

10年前後使っている場合は、修理費だけでなく部品供給と再発の見込みも確認します。状況を整理してから相談すれば、修理を優先するか交換も比べるかを落ち着いて判断できます。

エラー解決!実際の施工事例はコチラ

30秒でカンタン自動計算!補助金シミュレーター

出張対応エリア

  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 茨城県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 静岡県