給湯器のブレーカーが落ちる時は、電気容量不足だけでなく、漏電や本体側の不具合も考えます。まず分電盤で、落ちたのがアンペアブレーカー、漏電ブレーカー、給湯器系統の配線用ブレーカーのどれかを確認してください。
ガス臭い、焦げ臭い、水漏れ、黒煙、漏電ブレーカーがすぐ落ちる、復旧しても何度も落ちる場合は、使用を止めて無理に上げ直さないことが先です。
自分で確認してよいのは、周辺の水漏れ、リモコン表示、電源プラグ、同時に使っていた家電、落ちたブレーカー名までです。外装を開ける、配線を触る、繰り返し通電する作業は避けます。
ここからは、容量不足・漏電・電気温水器の切り分け順と、相談前に控える情報を整理します。
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給湯器のブレーカーが落ちたら最初に確認すること
焦って給湯器だけを見に行く前に、まず電気側の状態を確認します。分電盤(家のブレーカーがまとまっている箱)を確認し、どのブレーカーが落ちているかをチェックしましょう。ここでは、落ちたブレーカー名を先に控えることが出発点です。
- 落ちたブレーカー名を控える
- 同時に使っていた家電や時間帯を見る
- 水漏れ、異臭、焦げた跡がないか見る
- リモコン表示や電源プラグの状態を見る
- 再発した回数とタイミングを控える
ここで危険サインがなければ、使いすぎによる一時的な遮断か、給湯器系統の不具合かを分けて考えます。判断に迷う時は、復旧操作を繰り返すより状況を記録する方が安全です。

落ちたブレーカー別に原因を切り分ける
給湯器のブレーカーが頻繁に落ちる場合、原因は大きく分けて3つあります。落ちた場所で次の行動が変わるため、表で近い状態を確認してください。
| 落ちた場所 | 考えやすい原因 | 見るポイント | 次の行動 |
|---|---|---|---|
| アンペアブレーカー | 同時使用・契約容量 | 家全体が消える | 家電を減らす |
| 配線用ブレーカー | 給湯器回路の過負荷 | 給湯器だけ止まる | 再発なら点検 |
| 漏電ブレーカー | 漏電・水濡れ | すぐ落ちる | 使用停止して相談 |
漏電ブレーカーが落ちる場合は、原因箇所を家庭内で完全に特定しようとしないでください。電気工事店、管理会社、給湯器の修理・交換業者へ、落ちたブレーカー名と症状を伝える流れに切り替えます。
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すぐ使用を止めて相談する危険サイン
ブレーカーが戻るかどうかよりも、先に安全を見ます。次の状態がある時は、給湯器の使用を止める判断を優先してください。
- ガス臭い、焦げ臭い、黒煙やすすがある
- 給湯器の下や周辺に水漏れがある
- 漏電ブレーカーを上げてもすぐ落ちる
- 雨の後や入浴中など、同じ条件で何度も落ちる
- 外装を開けないと確認できない場所が疑わしい
ガス臭い時は火気を使わず、電気スイッチや換気扇にも触れないでください。屋内で臭う場合は窓を開け、可能ならガス栓を閉めて、ガス会社や管理会社へ連絡します。
容量不足が疑われるケースと見直し方
契約アンペア数(契約している電気の使用量の上限)を超える電力を同時使用すると、メインのブレーカーが落ちます。給湯器だけでなく、電子レンジ、ドライヤー、IH、エアコンなどを同時に使ったかを確認します。
- 毎回同じ時間帯に落ちるなら、同時使用の組み合わせを見る
- 家全体が消えるなら、給湯器単体の故障と決めつけない
- 契約容量の変更は、契約中の電力会社や電気工事店に確認する
容量不足が疑わしい時は、まず同時使用を減らしても落ちるかを見ます。給湯器専用回路が落ちる、家電を減らしても同じ症状が出る場合は、給湯器側や配線側の点検対象です。
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漏電や本体故障が疑われるケース
漏電ブレーカーは、電気が本来の経路から外れて流れる状態を検知した時に落ちます。給湯器では、水漏れ、雨水の影響、電源コードや内部部品の劣化などが関係することがあります。
リモコンが消える、エラー表示が出る、給湯器の電源だけが不安定になる場合も、本体側の基板や部品の不具合が疑われます。復旧しても再発する時は、一時対応と点検・交換判断を同時に比較します。

使用年数が長い給湯器で、漏電、水漏れ、電源不良が重なる場合は、部品交換だけで済むか、本体交換まで見るかを早めに比べます。年数だけで決めず、症状、設置場所、部品供給、見積もり内容で判断します。
電気温水器やエコキュートで落ちる時の見方
電気温水器やエコキュートは、給湯に使う電気量や本体内の電気部品がガス給湯器と異なります。沸き上げ中・雨の後・タンク周辺の水濡れと重なるなら、設備側の点検を優先します。
本体カバーを開けて漏電遮断器や配線を触るのは避けてください。賃貸や集合住宅では管理会社へ、持ち家では電気工事店または給湯器・電気温水器に対応できる業者へ連絡します。
賃貸・持ち家別の相談先と伝える内容
相談先は、設備の所有者と落ちたブレーカーで分かれます。賃貸なら先に管理会社、分譲マンションなら管理組合や管理会社、持ち家なら電気工事店と給湯器業者のどちらが適切かを切り分けます。
相談前に確認すること
- 落ちたブレーカー名と、落ちた回数
- 落ちた時間帯、天気、使っていた家電
- 給湯器の型番、設置場所、使用年数
- 水漏れ、異臭、リモコン表示の有無
電話や問い合わせでは、「給湯器のブレーカーが落ちる」だけでなく、「どのブレーカーが、いつ、何回落ちたか」を伝えると判断が早くなります。写真を撮れる場合は、分電盤と給湯器周辺を無理のない範囲で残します。
給湯器のブレーカー落ちは落ちた種類と再発回数で判断する
給湯器のブレーカーが落ちる原因は、容量不足、漏電、回路の過負荷や本体不具合に分かれます。まず落ちたブレーカー名を確認し、危険サインがある時は使い続けないでください。
一度だけで原因が明確なら、同時使用を減らして様子を見る余地があります。何度も落ちる、漏電ブレーカーが関わる、水漏れや異臭がある時は、記録をそろえて相談しましょう。連絡先は管理会社、電気工事店、給湯器業者です。
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