追い焚きとお湯はりで迷ったときは、まず回数で考えると判断しやすくなります。目安としては、追い焚きは1回までなら使いやすく、3回以上になりそうなら新しく湯はりを選ぶ方が無駄を抑えやすいです。
2回は、浴槽の湯量、冷め方、ガスの契約条件で差が出ます。お湯が少しぬるいだけなら追い焚き、数時間空いて冷めきったなら張り替えを比べてください。
先にできる確認は、入浴の時間差、浴槽の温度、におい・ぬめり・濁りの有無です。気になる変化があるときは入浴を止め、写真を撮って状況を残すと相談時に説明しやすくなります。
ガス臭い、焦げ臭い、給湯器のエラー表示がある、循環口から汚れが出る場合は節約より安全確認を優先します。使用年数や型番を控え、給湯器の修理・交換に対応できる業者へ症状を伝えて確認しましょう。
- 追い焚きの予定回数が1回、2回、3回以上のどれかを分ける。
- お湯の温度だけでなく、におい、ぬめり、濁りも確認する。
- 長時間空く日や冬場は、張り替えも最初から比較する。
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追い焚きは何回までなら安い?基本は1回、2回は条件次第
追い焚きが安くなりやすいのは、前の人が入ってから短時間で、湯温の下がり方が小さいときです。お湯を少し温め直すだけなら、浴槽を空にして水から入れ直すより手間も少なく済みます。
反対に、追い焚きを何度も押す状況では、毎回お湯を循環させて温め直すためガス代が積み上がります。3回以上の追い焚きは、湯はり1回と水道代を足した費用を超えやすいと考えてください。
2回は境目です。都市ガスで水温低下が小さい日なら追い焚きでもよい一方、プロパンガス、冬場、浴槽のふたをしていない家庭では、2回でも張り替えが有利になることがあります。
元の記事で扱っていた「追い焚き5回」と「新しく湯はり1回」の比較では、5回追い焚きする時点でかなり不利です。5回押すということは、家族の入浴間隔が何度も空き、浴槽のお湯を何度も温め直している状態だからです。
一方で、湯はり1回には水道代も入ります。比較するときは「追い焚きのガス代だけ」と「湯はりのガス代だけ」を比べず、湯はり側に水道代を足して考えます。それでも3回以上の追い焚きが続くなら、張り替えの方が現実的になりやすいです。
- 1回だけ温め直すなら、追い焚きを優先しやすい。
- 2回は、時間差とガス種を見て判断する。
- 3回以上なら、新しく湯はりを選ぶ目安にする。
ガス代と水道代を回数別に比べる
下の表は、浴槽200L前後を想定した目安です。実際の費用は、外気温、浴槽の保温性、設定温度、ガス会社の単価、給湯器の効率で変わります。
| 回数 | 都市ガス目安 | プロパン目安 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 約70円 | 約125円 | 追い焚き |
| 2回 | 約140円 | 約250円 | 条件次第 |
| 3回 | 約210円 | 約375円 | 湯はり有利 |
| 5回 | 約350円 | 約625円 | 湯はり有利 |
| 湯はり1回 | 約85円+水道 | 約151円+水道 | 張り替え |
都市ガスでは、追い焚き2回の時点で湯はり1回と水道代に近づきます。3回以上になると、ガス代だけで湯はり側を上回りやすくなります。
プロパンガスは単価差が大きいため、追い焚き回数が増えるほど不利になりやすいです。毎日同じ時間差がある家庭では、保温や入浴順の見直しも合わせて考えると節約しやすくなります。
水道代は地域差がありますが、湯はり1回分だけを極端に大きく見積もる必要はありません。家計で見るなら、ガス代、水道代、家族が待つ時間、残り湯への不安をまとめて比べた方が判断しやすくなります。
浴槽が大きい家庭、設定温度が高い家庭、追い焚き前のお湯がかなり冷たい家庭では、表の目安より高く出ることがあります。逆に、ふたを閉めて短時間で入る家庭では、追い焚き1回の負担を小さく抑えやすいです。
数字を家庭に近づけたい場合は、1週間だけ入浴順と追い焚き回数をメモします。「毎日1回だけ」なのか「週に何度も3回以上」なのかが分かると、節約策も決めやすくなります。追い焚きを責めるより、回数が増える原因を見つける方が効果的です。
給湯器交換、補助金の対象かもしれません
機種を入力すると、使える補助金の目安を確認できます。
時間差と季節で変わる追い焚きと湯はりの選び方
同じ家庭でも、夏と冬では判断が変わります。冬場は浴室や浴槽の温度が低く、お湯が冷めやすいため、同じ時間差でも追い焚きの負担が増えます。
短時間差なら、浴槽のふたを閉めるだけでも温度低下を抑えられます。次に入る人が30分以内なら、1回の追い焚きで足りることが多く、湯はりより現実的です。
1〜2時間空く場合は、浴槽の温度を触って確かめます。少しぬるい程度なら追い焚き、ぬるま湯に近い状態なら張り替えも比較します。
4時間以上空く日や、朝と夜で入浴が分かれる日は、最初から新しく湯はりを選ぶ方が分かりやすいです。節約だけでなく、衛生面の不安も小さくできます。
たとえば夕方に子どもが入り、深夜に大人が入る家庭では、途中で何度も追い焚きするより、最後の入浴前に張り替える方が納得しやすいです。反対に、家族が続けて入る日なら、ふたを閉めて1回だけ温め直す方が無駄を抑えられます。
冬場は「まだ使えそう」に見えても、お湯の中心と表面で温度差が出ます。入浴前に浴槽を軽くかき混ぜ、ぬるさが強い場合は追い焚き回数を増やすより張り替えを検討してください。
夏場でも、長時間ふたを開けたままにしたお湯は衛生面を見ます。温度があまり下がっていなくても、汗や皮脂が多い季節は、残り湯の状態を優先して判断する方が安心です。

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衛生面まで見ると二日目のお湯は張り替えを優先
追い焚きは、浴槽のお湯を循環させて温め直す仕組みです。同じお湯を長く残すほど、皮脂や石けんカス、入浴剤の成分が浴槽や循環経路に残りやすくなります。
同じ日の短時間差なら、におい、ぬめり、濁りがないかを見て使えることがあります。しかし、二日目のお湯は節約より衛生を優先し、張り替える判断が無難です。
特に小さなお子さん、高齢の家族、肌が敏感な人がいる家庭では、追い焚き回数だけでなく水質も見てください。においがある、湯面に浮遊物がある、循環口にぬめりがある場合は使わない方が安心です。
補足残り湯を洗濯へ使う場合も、入浴当日中を目安にします。翌日へ持ち越すほど衛生面の確認が必要です。
「追い焚きすれば温度は戻る」と考えがちですが、温度が戻ってもお湯の汚れがなくなるわけではありません。入浴人数が多い日、入浴剤を使った日、浴槽掃除まで時間が空いた日は、費用だけで判断しないことが大切です。
循環口のフィルターに髪の毛や汚れが付いていると、追い焚きの効きが悪くなったり、浴槽へ汚れが戻ったりします。張り替えを選ぶ日でも、浴槽を流すだけでなく循環口まわりを確認しておくと、次回の追い焚き判断もしやすくなります。
小さなお子さんが浴槽のお湯を口にしやすい家庭や、肌トラブルが気になる家庭では、節約額より清潔さを優先してください。特に翌日の残り湯を再入浴に使う判断は、家族全員の体調も含めて慎重に見ます。
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追い焚きでよいケースと湯はりを選ぶケース
迷ったら、費用だけでなく「温度」「時間」「水の状態」の3点で分けます。下の表は、家庭で判断するときの目安です。
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 30分以内 | 追い焚き | 温度低下が小さい |
| 1〜2時間 | 条件次第 | 季節とガス種を見る |
| 4時間以上 | 湯はり | 温め直しが重い |
| 二日目 | 湯はり | 衛生面を優先 |
| においあり | 使わない | 状態確認が必要 |
追い焚きでよいのは、同じ日の短い時間差で、湯温の低下が小さく、お湯の状態にも違和感がない場合です。家族の入浴順を近づけるだけでも、追い焚き回数を減らせます。
湯はりを選ぶのは、追い焚きが3回以上になりそうな日、数時間空いて冷めきった日、残り湯の衛生が気になる日です。水道代はかかりますが、ガス代と安心感を合わせると納得しやすい選択になります。
家族全員が同じ時間帯に入れる日は、入浴順を詰めて追い焚き1回以内に収めるのが現実的です。生活時間が合わない日は、保温で粘るより、最後に入る人の前で張り替える選択も考えてください。
毎日悩む場合は、家庭内のルールを先に決めると迷いが減ります。「1回までは追い焚き」「2回目はお湯の状態を見る」「3回目は張り替え」のように分けると、節約と衛生のバランスを取りやすくなります。
給湯器タイプで判断が変わる場合もある
ガスふろ給湯器の追い焚きと、エコキュートなどの高温差し湯では、仕組みが違います。浴槽のお湯を循環させるのか、高温のお湯を足すのかで、向いている場面が変わります。
電気温水器やエコキュートは、追い焚きより高温差し湯の方が合う場合があります。給湯器の種類が分からないときは、浴室リモコン、屋外機のラベル、取扱説明書を確認してください。
ガス給湯器でも、循環口フィルターの汚れや水位不足があると、追い焚きの効率が落ちることがあります。温まりにくい、エラーが出る、循環口から汚れが出るときは、掃除だけで済むか機器点検が必要かを分けて考えます。
自動湯はり、保温、追い焚き、高温差し湯は、リモコン上では似た使い方に見えても内部の動きが違います。古い機種では保温の効きが落ちていることもあるため、以前より温まりにくいと感じたら、使い方だけでなく機器側の状態も確認します。
追い焚きを押しても設定温度まで上がらない場合は、節約以前に不具合の可能性があります。水位不足、フィルター詰まり、循環アダプターの汚れ、リモコン設定の誤りを確認し、それでも改善しないときは点検の対象です。
節約より安全確認を優先するサイン
追い焚きや湯はりの費用差より、先に確認すべき症状があります。次のような状態では、入浴や追い焚きを続けず、給湯器の状態を確認してください。
- ガス臭い、焦げ臭い、黒煙がある
- リモコンにエラー表示が出ている
- 循環口から汚れやぬめりが出る
- 追い焚きしても温度が上がらない
ガス臭さや焦げ臭さがある場合は、無理に使わないことが大切です。換気できる範囲で安全を確保し、機器の型番、使用年数、表示内容を控えて相談してください。
追い焚きだけが不調なら、循環口フィルターや水位不足が原因のこともあります。ただし、何度も同じ症状が出るときは、部品劣化や給湯器本体の不具合も考えます。
相談するときは、症状が出た時間、追い焚き回数、浴槽の水位、リモコンの表示、給湯器の型番をメモしておくと説明がスムーズです。写真を残す場合は、エラー番号、循環口、屋外機のラベルを撮っておくと原因の切り分けに役立ちます。
ガス機器は、費用の安さだけで使い続けると判断を誤ることがあります。異臭、異音、黒いすす、頻繁なエラーがある場合は、追い焚きと湯はりの比較を中断し、安全確認を先に進めてください。
まとめ|追い焚きは回数と衛生で判断する
追い焚きとお湯はりのどちらが安いかは、回数で大きく変わります。1回なら追い焚き、3回以上なら湯はりを基本の目安にすると、毎日の判断が楽になります。
2回は、時間差、季節、ガス種で分かれます。プロパンガス、冬場、長時間差の入浴では、早めに張り替えを比べた方が総コストを抑えやすいです。
二日目のお湯や、におい・ぬめり・濁りがあるお湯は、ガス代より衛生を優先します。給湯器のエラーや異臭がある場合は、節約判断を止めて安全確認へ切り替えてください。
追い焚きの効きが悪い、循環口から汚れが出る、同じ症状を繰り返す場合は、型番と使用年数を控えて相談すると原因を切り分けやすくなります。費用だけでなく、安心して入浴できる状態を基準に選びましょう。
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