給湯器をガスと電気で迷うときは、まず初期費用を抑えるか、月々の給湯費を抑えるかで分けると判断しやすいです。都市ガスで省スペース重視ならガス、設置場所があり長期費用を見たいなら電気が候補になります。
最初に確認したいのは、今のガス種、屋外スペース、家族人数、同時にお湯を使う回数です。型番ラベルや設置場所の写真も用意すると、ガスか電気かの相談が具体的になります。
一方で、ガス臭い、焦げ臭い、黒煙、水漏れ、ブレーカーが落ちるなどの症状がある場合は、選び方の比較より点検が先です。危険サインがあるときは無理に使わず、修理や交換の相談を優先してください。
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給湯器はガスと電気のどちらを選ぶべき?最初の判断軸
結論として、給湯器のガスと電気は「どちらが安いか」だけで決めるより、費用、設置場所、使い方を分けて見る方が失敗しにくいです。
ガス給湯器は初期費用と設置のしやすさで選ばれやすく、電気給湯器の代表であるエコキュートは月々の給湯費を抑えたい家庭に向きます。
| 項目 | ガス給湯器 | 電気給湯器 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 抑えやすい | 高めになりやすい |
| 月々の費用 | ガス単価に左右 | 電気プランに左右 |
| 設置場所 | 省スペースに強い | タンク場所が必要 |
| 湯切れ | 起きにくい | 使い方次第 |
| 向く家庭 | 都市ガス・狭小地 | LP地域・長期重視 |

- 今のガス種と電気契約を確認する
- 屋外にタンクを置けるか確認する
- 朝晩にシャワーと台所を同時に使うか確認する
仕組みの違い|電気は貯める、ガスは使う分だけ沸かす

電気給湯器の代表であるエコキュートは、空気中の熱を利用するヒートポンプ式でお湯を作り、貯湯タンクにためて使います。
タンク容量は370Lや460Lが一般的で、世帯人数に応じて選びます。
貯めたお湯を使うため、家族人数や一日の使用量に合わない容量を選ぶと湯切れにつながります。深夜や安い時間帯に沸かす運用を考える家庭ほど、電気側のメリットを検討しやすくなります。
一方、ガス給湯器のエコジョーズは、ガスを燃焼させて水を温めます。排気熱を二次熱交換器で回収して予備加熱するため、従来型より少ないガスでお湯を作りやすい仕組みです。
ガス給湯器は使う分だけ沸かす瞬間式です。号数が家庭の使い方に合っていれば、シャワーと台所を同時に使う場面でも湯切れを気にしにくい点が強みです。
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費用は初期費用と月々の光熱費を分けて見る
給湯器の費用は、購入時の総額と毎月の光熱費を分けて考えます。初期費用だけならガスが有利になりやすく、長期の給湯費では電気が有利になるケースがあります。
ただし実際の費用は、お住まいの地域の料金単価、契約プラン、給湯の使用量、季節、お風呂の追いだき頻度などで大きく変動します。
特にプロパンガス、つまりLPガスの地域では、都市ガスと同じ感覚で比べると判断を誤りやすくなります。LPガス料金は事業者や契約条件で差が出るため、現在の検針票や料金表を見て比較してください。
反対に、都市ガスで設置場所が限られる家庭では、ガス給湯器の方が総額を抑えやすいこともあります。電気代、ガス代、工事費、既存設備の撤去費を同じ条件で見積もることが大切です。
設置条件と安全面|スペース・音・ガス種を確認する
エコキュートはタンクとヒートポンプユニットの2点を設置するため、屋外にまとまったスペースが必要です。
敷地が狭い、集合住宅のベランダやパイプスペースしか使えない、搬入経路が細いといった条件では、ガス給湯器の方が現実的なことがあります。
エコキュートは夜間に運転することがあるため、寝室や隣家との距離、設置の向きも確認したい項目です。音の感じ方は環境で変わるため、数値だけで判断しないでください。
- ガス臭い、焦げ臭い、黒煙があるときは使用を止める
- 水漏れやブレーカー落ちが続くときは比較より点検を優先する
- 排気口や給気口を物でふさがない
安全面では、ガス機器の給排気がふさがると一酸化炭素の危険があります。屋外設置の機器を囲う、物置の中に取り込む、排気口の前に物を置くといった使い方は避けてください。
家族構成と住環境で選び方を絞る
家族人数が少ない家庭は、初期費用の回収に時間がかかることがあります。1〜2人暮らしなら、既存のガス設備を活かす方が負担を抑えやすい場合があります。
3〜4人以上で毎日お湯を多く使う家庭は、エコキュートの容量や電気プランを具体的に比べる価値があります。5人以上なら、湯切れしにくい容量と同時使用の多さを必ず確認してください。
- 1〜2人|初期費用と設置のしやすさを重視
- 3〜4人|月々の給湯費とタンク容量を比較
- 5人以上|湯切れと同時使用の余裕を確認
ガス給湯器を選ぶ場合は、16号、20号、24号などの号数も重要です。家族人数だけでなく、冬にシャワーと台所を同時に使うかで必要な能力が変わります。
寒冷地や井戸水を使う場合は、対応仕様や対応機種の確認が最優先です。
井戸水や地下水は水質によって対応できる機種が限られることがあります。寒冷地では凍結対策や寒冷地仕様の確認も必要なので、候補機種を決める前に設置条件を伝えてください。
まとめ|給湯器のガスと電気は生活条件で選ぶ
給湯器のガスと電気は、ガスが初期費用と省スペース、電気が長期の給湯費と貯湯の活用で選ばれやすい違いがあります。
ただし、どちらが安いかはガス種、電気契約、家族人数、設置場所で変わります。価格表だけで決めず、同じ使用条件で総額を比べることが大切です。
- 現在の型番、使用年数、ガス種
- 設置場所と搬入経路の写真
- 同時使用の不満や湯切れの有無
- エラー表示、異臭、水漏れの有無
修理で済むか交換すべきかも含めて迷う場合は、上の情報をそろえて相談すると判断が早くなります。危険サインがあるときは比較を続けず、使用を止めて点検を優先してください。
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