朝シャワーを浴びようとしたら突然お湯が出ない!そんな経験はありませんか?
給湯器トラブルは冬場や忙しい朝に限って起こるものです。慌てずに対処すれば自分で解決できるケースが多いので、まずは原因を確認しましょう。
この記事では、お湯が出ないときのよくある原因と、すぐに試せる対処法を紹介します。
お湯が出ない時に最初に確認すべき3つのポイント
給湯器トラブルでお湯が出ないと感じたら、まず状況を正確に把握することが大切です。
- すべての蛇口でお湯が出ないのか、一部だけなのか
- 水は出るが、お湯だけ出ないのか
- リモコンにエラーコードが表示されているか
これらを確認することで、トラブルの原因を絞り込めます。特にリモコンのエラーコードは具体的な原因を示してくれる重要な手がかりです。
ガス供給トラブルが給湯器からお湯が出ない最大の原因
給湯器トラブルの中で最も多いのがガス供給の問題です。まずガスの元栓が開いているか確認しましょう。元栓が開いていてもガスメーターが自動遮断している場合があります。メーターの赤ランプが点灯していたら復帰ボタンを押してください。
他のガス機器(コンロなど)も使えないならガス供給全体に問題がある可能性が高いです。プロパンガスの場合は残量切れも確認しましょう。これらの問題を解決すれば、多くの場合お湯が再び出るようになります。
給湯器の不調で最も多い原因はガス供給の問題で、元栓やメーターの状態確認が解決の第一歩です。
給湯器の電気系統トラブルは簡単なリセットで解決できる
給湯器は電気とガスの両方を使用するため、電気系統のトラブルでもお湯が出なくなります。コンセントの抜け、ブレーカーの落ち、停電の有無を確認してください。
電子回路のリセットが効果的なケースも多いので、コンセントを抜いて1分待ってから再度差し直してみましょう。この簡単な操作で給湯器トラブルが解消することがよくあります。
リモコン設定ミスが原因で給湯器のお湯が出ないケースとその解決法
見落としがちなのが給湯器リモコンの設定ミスです。運転スイッチがONになっているか、温度設定が適切か(低すぎると水との区別がつかない)を確認してください。
リモコンにエラーコードが表示されている場合は、運転スイッチを一度OFFにしてから再度ONにしてリセットを試みましょう。このシンプルな操作で多くの給湯器トラブルが解決します。
フィルター詰まりと凍結が引き起こす給湯器トラブルの対処法
すべての蛇口でお湯の出が悪い場合は、水抜き栓フィルターの詰まりが考えられます。掃除手順は次のとおりです。
掃除の手順
- 水道の元栓を閉める
- すべての蛇口を開ける
- 水抜き栓を取り外し(左回り)、フィルターを掃除
- 元に戻して水道の元栓を開ける
冬場は配管凍結でお湯が出なくなることもあります。この場合は無理に操作せず自然解凍を待つのが安全です。急に操作すると配管破裂の危険があります。
プロに依頼すべき給湯器トラブルの見分け方
上記の対処法で解決しない場合や、リモコンに繰り返しエラーコードが表示される場合は専門業者への依頼が必要です。依頼する際はエラーコードをメモしておきましょう。
給湯器の使用年数が10年以上経過していれば、修理より買い替えが経済的なケースも多いです。故障が頻発するようなら交換時期と考えましょう。
まとめ:給湯器トラブルでお湯が出ない時の段階的な確認と対処法
給湯器からお湯が出ないトラブルの多くは、ガス供給問題、電気系統の不具合、リモコン設定ミス、フィルター詰まり、または冬場の凍結が原因です。基本的なチェックポイントを段階的に確認し、簡単な対処法を試しましょう。
自分で解決できない場合は無理せず専門業者に依頼することが重要です。また定期的なメンテナンス、特に水抜き栓フィルターの掃除や寒冷期の凍結防止対策で、多くの給湯器トラブルを未然に防げます。いざというとき慌てないよう、この対処法を覚えておきましょう。

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