給湯器リモコンだけ交換ってできるの?

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給湯器のリモコンだけが故障したとき、「本体ごと交換するしかないのかと不安になることがあります。

結論からいえば、給湯器リモコンだけの交換は基本的に可能です。ただし、適合するリモコンを選ぶことや、場合によってはDIYでの交換も検討できる点など、知っておくべき情報がいくつかあります。

この記事では、給湯器リモコン交換の可否から、費用相場、DIY方法までを徹底解説します。

【即解決】給湯器リモコンだけ交換できる条件と本体交換が必要なケース

給湯器本体に問題がなければ、リモコン単体交換で解決できるケースがほとんどです。しかし、次のような状況では本体交換も視野に入れるべきでしょう。

  • 給湯器の使用年数が10年超過:設置から10年以上経過した給湯器は寿命を迎えつつあり、リモコン交換後も別箇所での故障リスクが高まります
  • 本体由来の不具合:給湯器本体の基板故障がリモコン不調の原因になっているケース
  • 互換性の問題:最新リモコンや別メーカー製品への変更は基本的に不可能

リモコン交換を検討する際は、まず給湯器本体のメーカー・型番を確認し、互換性のあるリモコンを選定することが重要です。保証期間内であれば無償交換の可能性もあるため、購入時の保証書も確認しましょう。

【DIY挑戦】給湯器リモコン交換を自分で行う全手順と必須工具リスト

給湯器リモコンの交換は電気工事士資格不要で、DIYも可能です。一方で、専門知識と適切な工具があることが前提条件です。

必要工具一覧

  • ドライバー(プラス・マイナス)
  • 圧着ペンチ
  • カプセル端子/Y型端子
  • カシメ
  • マスキングテープ
  • コーキング剤・シリコン

DIY交換手順

  1. 準備作業:給湯器の電源をオフにし、ブレーカーを落とす
  2. 古いリモコン撤去:ネジを外し、配線を壁穴に落とさないよう注意して取り外す
  3. 配線接続:新リモコンと既存配線を接続(カラー配線の場合は同色どうしを接続)
  4. 取り付け:リモコンを壁に固定し、通信状態を確認
  5. コーキング処理:防水処理としてコーキング(メーカー別の注意点あり)

DIY時の注意ポイント

  • 壁の下地を綺麗に剥がさないとリモコンが不安定になる
  • 電源線・通信線を壁穴に落とすと回収困難になる
  • コーキング箇所はメーカーにより異なる(ノーリツは3辺、リンナイは4辺)
  • 取り付け後は通水テストで正常動作を確認する

DIY未経験者には難易度が高いため、自信がない場合はプロ依頼を検討しましょう。

【費用比較】プロに依頼する給湯器リモコン交換の相場と時間・工程

プロに依頼する場合の給湯器リモコン交換費用は10,000円~35,000円が相場です。

費用内訳の詳細

  • リモコン本体:5,000円~20,000円
  • 基本工事費:5,000円~15,000円
  • 高機能モデル追加費用:最大+20,000円(タッチパネル・スマホ連携機能など)

依頼から完了までの流れ

  1. 給湯器メーカーまたは地元業者への問い合わせ
  2. 訪問見積もり(リモコン適合確認・費用算出)
  3. 交換作業日程調整と実施(所要時間30分~1時間)
  4. コーキング乾燥(数時間)・動作確認・支払い

賢い業者選びとコスト削減術

  • メーカー直接依頼より地元業者のほうが安価な傾向
  • オークションでリモコン購入し、取付のみ依頼で大幅削減可能
  • 複数社から見積もりを取り比較する
  • 保証期間内の場合は無償交換可能性を確認する

【早期発見】給湯器リモコンの故障サインと適切な初期対応

給湯器リモコンの不調は早期発見・対応が重要です。故障サインを見逃さないようにしましょう。

故障の主な兆候

  • エラーコード表示(メーカー別コード一覧を確認)
  • 温度調節ボタンの反応不良
  • 液晶表示の不具合(消失・欠け・暗い)
  • リモコンの点滅や予期せぬ動作

故障原因と寿命

  • 内部シリコンゴムの経年劣化(特に5年以上使用の場合)
  • 基板故障
  • 配線接触不良
  • 水濡れやホコリの侵入

故障時の初期対応ステップ

  1. リセット操作:給湯器本体電源オフ→1分待機→電源オン
  2. エラーコード確認とメーカーマニュアル参照
  3. お湯出湯テストによる本体機能確認
  4. 保証期間確認(メーカー保証1~2年・施工業者保証)

基本的なトラブルはリセットで解決する場合もありますが、繰り返し発生する場合は専門業者に相談しましょう。

【まとめ】あなたの給湯器リモコン交換、DIYとプロどちらが最適解か

給湯器リモコンだけの交換は基本的に可能で、本体に問題がなければリモコン単体交換で対応できます。選択肢は大きく分けて「DIY」と「プロ依頼」の2つです。

DIY交換が向いているケース

  • 工具や専門知識がある
  • コスト重視(最安で数千円)
  • 配線作業に自信がある

プロ依頼が向いているケース

  • 工具や知識がない
  • 安全性・確実性重視(10,000円~35,000円)
  • 設置から10年近く経過している
  • 高機能リモコンへの交換希望

給湯器が10年以上経過している場合は、リモコン交換よりも給湯器本体の交換を検討するタイミングかもしれません。

不具合が生じたら早めの対応が二次的な故障を防ぐポイントです。適切な判断と対応で、快適な給湯環境を維持しましょう。

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