給湯器の本体がさびている|交換が必要か、使い続ける前に見ること

給湯器の外板、取付金具、排気口まわりを確認するイメージ

給湯器の本体にさびを見つけても、外板の小さな点状のさびだけで、直ちに交換が決まるわけではありません。ただし、さびの場所と一緒に出ている症状で、使い続けてよいかの判断は変わります。

まずは本体の外板、壁に留める固定部、排気口の周りを、手を入れずに目で確認してください。写真を残すと、点検を依頼する際に状態を伝えやすくなります。

黒いすす、焦げたにおい、水漏れ、排気口の変形がある場合は、使用を止めて相談するサインです。見える部分を磨いたり、カバーを外したりせず、販売店・施工店またはメーカーへ連絡しましょう。

この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
  • 対応実績年間3,000件以上
  • 保有資格:第二種電気工事士/ガス消費機器設置工事監督者/ガス可とう管接続工事監督者/ガス機器設置スペシャリスト
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給湯器の外側がさびている時に最初に見る3か所

見るのは、外側から分かる範囲だけです。排気口の中や本体の内部、ガス配管の接続部には触れません。

  • 外板の下端に、塗装の浮き・穴・大きなふくらみがないかを見る
  • 壁掛け金具や据置台に、ぐらつき・ゆがみ・赤茶色の広がりがないかを見る
  • 排気口の周りに、変形・詰まり・黒い付着物がないかを見る

海風、雨水が流れ込みやすい場所、腐食性のガスが発生する環境では、外装や固定部の劣化が進みやすくなります。見た目だけで内部の状態までは判断できないため、変化が広がっているなら早めに点検を依頼します。

給湯器のさびで使い続けない方がよい外観サイン

外板の軽いさびと違い、燃焼や設置の安全に関わる兆候が重なる時は、様子見を続けないことが大切です。

  • 黒いすす、焦げたにおい、いつもと違う排気のにおいがある時は、使用を止めて連絡する
  • 本体や配管の近くから水が漏れている時は、再使用せず点検を依頼する
  • 排気口が変形している、物でふさがれている、周辺が黒く汚れている時は、運転を控える
  • 固定金具や据置台が大きく腐食し、本体が安定していない時は、触らずに状態を伝える
給湯器のさびで表面だけ・排気口の変形・黒いすすや水漏れを分ける判断図

一般社団法人日本ガス石油機器工業会は、屋外設置式のガス給湯器で経年劣化による腐食に注意し、水漏れ時は使用中止と点検・修理の依頼を案内しています。外装下部のひどいさびも、メーカーの安全案内で確認事項とされています。

外板のさびだけか迷う時は、触らず写真と型番をそろえる

交換か点検かは、さびの写真だけで決めるものではありません。相談先が状況を見分けやすいよう、次の情報を一度に伝えます。

  • 本体全体と、さびが見える部分の近接写真
  • 排気口、固定金具、床や壁との接点が分かる写真
  • 銘板の型番と、いつ気付いたか・お湯の出方の変化
  • 水漏れ、におい、すす、エラー表示の有無

カバーを外して確認する必要はありません。近づきにくい場所は無理をせず、離れた位置から全体が分かる写真を撮れば十分です。

さびが本体外側ではない時に分けて読む確認先

ボロボロになっているのが本体ではなく、配管を包む保温材なら、凍結を防ぐための見方が別にあります。下の関連ページで、写真に残す場所と相談の目安を確認してください。

黒いすすや排気口まわりの異常が目立つ場合は、屋内設置・排気筒の安全確認に当てはまることがあります。屋内の機器や排気筒がある住まいでは、次の関連ページも確認先になります。

給湯器の本体のさびを見つけたら、症状を添えて点検を相談する

外板に小さなさびがあるだけなら、すぐに交換と決めつける必要はありません。一方で、さびが広がる、固定部が傷んでいる、排気口の異常や水漏れがある時は、使用を控えて状態を伝えましょう。

写真、型番、気付いた時期、併発している症状をそろえると、点検や交換の必要性を確認しやすくなります。迷う時ほど、触らずに記録して相談するのが安全です。

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