給湯器 鳥の巣 対策でまず大切なのは、巣や虫を無理に取ることではなく、排気口をふさぐものがないかを離れて確認し、異音やにおいがあれば使用を止めることです。
給湯器の上に鳩がいる、枝や羽が落ちている、蜂が同じ場所に出入りする場合は、カバーを開けずに写真を撮り、卵やヒナの有無、蜂の種類、排気口まわりのふさがりを見ます。
排気口や給気口が巣材でふさがると、不完全燃焼や一酸化炭素中毒につながるおそれがあります。ガス臭い、焦げ臭い、黒煙、水漏れ、リモコンのエラー、蜂の群れがあるときは使わないでください。
自分でできるのは、離れて外観を確認し、周辺の物をどかし、状況を管理会社・害虫駆除業者・給湯器業者へ伝える準備までです。巣の撤去や内部点検は、鳥獣保護や安全確認を踏まえて判断します。
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給湯器に鳥の巣を見つけた時の確認順
鳥の巣らしい枝や羽を見つけたら、近づいてのぞき込む前に、次の順で安全を確認します。給湯器のカバーは開けず、外から見える範囲だけにします。
- 給湯器を使っている最中なら、異臭や黒煙がないかを見て使用を止める
- 離れた位置から、排気口・給気口・配管まわりがふさがっていないか確認する
- 卵やヒナ、蜂の出入り、巣材の落下が分かる写真を撮る
- 賃貸や共用部なら管理会社へ、持ち家なら状況に応じて害虫駆除業者や給湯器業者へ相談する

この時点で排気口をふさがないことが最優先です。鳥や虫を入れたくないからといって、排気口や給気口をテープ、布、板、細かすぎる網で覆うのは避けます。
鳩・蜂・虫が給湯器を選びやすい理由
屋外の給湯器は雨風をしのぎやすく、外敵から見えにくい場所です。壁際やベランダ、植栽の近くにあると、鳥や虫が一時的な休み場や巣作り場所として寄りやすくなります。
給湯器内部では、隙間や排気口、電気コード引き込み口、断熱材部分、基盤部分などが特に営巣場所として好まれます。特に、配管カバーの割れや周辺の雑草は、虫の隠れ場所になりやすい部分です。
鳩や小型の鳥は、水平で落ち着ける場所を選びます。蜂は軒下や機器の陰、虫は湿気や汚れが残る場所に寄りやすいため、給湯器そのものより周辺環境を見ることも大切です。
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排気口ふさがりと蜂の巣で起きる危険サイン
特に警戒すべきは排気口の閉塞による一酸化炭素中毒リスクです。鳥の巣や蜂の巣が排気経路を塞ぐと、有毒ガスが室内に逆流し、命に関わる事態を引き起こす可能性があります。
次のサインがある場合は、鳥や虫の問題だけでなく給湯器の安全確認が必要です。巣を取るより先に、使用を控えて相談してください。
- NG:ガス臭い、焦げ臭い、黒煙が出る状態で使い続ける
- NG:排気口や給気口に枝、葉、泥、蜂の巣がかかっている
- NG:給湯器内部からゴソゴソ音がするのにカバーを開ける
- NG:蜂が同じ隙間へ何度も出入りしている場所へ近づく
機器の近くで殺虫スプレーを噴射したり、燃焼中の給湯器へ薬剤を使ったりする行動も避けます。可燃性のスプレーや薬剤が機器にかかると、別の事故につながるおそれがあります。
鳥・蜂・虫で相談先が変わる判断基準
同じ「給湯器まわりの巣」でも、鳥、蜂、虫、排気口ふさがりで相談先は変わります。次の表で、無理に触らない境界を確認してください。
| 状況 | 自分でできる範囲 | 相談先 |
|---|---|---|
| 巣材だけが落ちている | 写真と外観確認 | 管理会社・給湯器業者 |
| 卵・ヒナがいる | 触らず見守る | 自治体・管理会社 |
| スズメバチの巣 | 近づかない | 害虫駆除業者 |
| 排気口ふさがり | 使用を控える | 給湯器業者・ガス会社 |

スズメバチの巣(サイズを問わずすべて専門家対応が必須)は、巣が小さく見えても刺激しないでください。蜂の種類が分からない時も、近づかず写真だけで相談します。
法的保護対象となる鳥類の繁殖期の巣(鳥獣保護法遵守)は、卵やヒナがいるかどうかで対応が変わります。巣立ち前に撤去すると問題になる場合があるため、自治体や管理者へ確認します。
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給湯器の鳥の巣対策と虫対策を予防で続ける
予防は、鳥や虫を遠ざけることと、給湯器の排気・通気を妨げないことを両立させます。専用ではない網や板で機器を囲むより、周辺の環境を整える方が安全です。
- 雑草、落ち葉、段ボール、使わない植木鉢を給湯器まわりから離す
- 鳩が止まりやすい天面や手すりは、着地しにくい対策を管理者と相談する
- 防鳥ネットやカバーは、排気口・給気口をふさがない専用品を選ぶ
- 春から夏は蜂の出入り、秋冬は鳥の巣材を月1回程度外から確認する
配管カバーが割れている、カバーの隙間に虫が入りそう、給湯器まわりが汚れやすい場合は、周辺部材の劣化も確認します。虫対策だけでなく、配管保護や見た目の劣化にも関わります。
エコキュート周辺の虫対策で注意すること
エコキュート周辺の虫対策でも、基本は「ふさぐ」より「寄せない」方向で考えます。貯湯タンクやヒートポンプユニットの周囲に物を置きすぎると、通気や点検の妨げになります。
虫が多い時は、落ち葉や水たまりを減らし、排水まわりを清掃します。電装部や吸込み口へ殺虫剤を直接かける、細かいネットで機器を覆う、通気スペースを狭める対策は避けてください。
ガス給湯器と違い燃焼排気がない機器でも、通気や点検スペースは必要です。機種ごとの必要離隔や部材は、取扱説明書や設置業者に確認すると安全です。
相談前に伝える情報と修理・交換の目安
相談する時は、鳥や虫の種類だけでなく、給湯器の状態も伝えると判断が早くなります。害虫駆除と給湯器点検は担当が分かれるため、写真と症状を整理しておきます。
- 巣の位置、卵やヒナの有無、蜂の出入りの有無
- 給湯器のメーカー名、型番、設置場所、使用年数
- 異音、異臭、黒煙、エラー表示、お湯の出方の変化
- 賃貸、戸建て、集合住宅、共用部など管理者の有無
巣材の撤去だけで済む場合もありますが、排気口まわりが焦げている、エラーが出る、水漏れがある、古い機器で同じ不調が続く場合は、修理だけでなく交換の目安も一緒に確認します。
お湯の救急車へ相談する場合も、写真と症状があると状況を把握しやすくなります。蜂の駆除そのものは害虫駆除業者、給湯器の安全確認や不調は給湯器業者、賃貸の撤去判断は管理会社へ分けて考えます。
鳥や虫の給湯器トラブルを防ぐ次の行動
給湯器に鳥や虫が近づく時は、巣を取る前に安全確認を行います。排気口をふさがない、カバーを開けない、写真を撮る、危険サインがあれば使わない、という順番を守ってください。
卵やヒナがある鳥の巣、スズメバチの巣、排気口のふさがり、異臭や黒煙がある時は、自己対応を急がないことが大切です。給湯器の鳥の巣対策は、撤去よりも安全な確認と再発予防から始めましょう。
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