給湯器の設定温度1度下げたら年間いくら節約?|42度→41度の差

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給湯器の温度、42度から41度に下げただけで本当にガス代って変わるの?たった1度でしょ…?

お湯の救急車
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年間約750円の節約になります。業界データでも1度下げるだけで約1.5%のガス削減効果が実証されています。

毎月のガス代を少しでも減らしたい。そんな思いから給湯器の設定温度を見直す方が増えています。特に「42度から41度へ、たった1度下げるだけで本当に効果があるのか」という疑問を持つ方は多いでしょう。

結論から言えば、年間で約750円程度の節約が期待できます。一見小さな金額に思えるかもしれませんが、給湯器の設定を変えるだけで追加の手間なく継続的に削減できる点が大きな魅力です。

この記事では、この1度の差がどのような仕組みで節約につながるのか、実際の効果について詳しく解説します。

この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
  • 対応実績年間3,000件以上
  • 保有資格:第二種電気工事士/ガス消費機器設置工事監督者/ガス可とう管接続工事監督者/ガス機器設置スペシャリスト
  • 即日対応保証 30分以内返信/3時間以内現地到着

豊富な経験をもとに、お客様のご要望に寄り添い、最適なプランをご提案します。価格面でも、お客様のニーズに合わせた柔軟なご相談が可能です。確かな実績ときめ細やかな対応で、お客様に安心と満足をお届けできるよう心がけております。

42度→41度で年間約750円の節約効果

業界団体である一般社団法人日本ガス協会の公開データによると、給湯温度を1度下げることで約1.5%のガス使用量削減が見込まれます。この数値は、キッチンでの給湯(1度あたり約0.5%削減)とお風呂での給湯(1度あたり約1%削減)を合わせた効果です。

一般的な家庭の月間給湯費を約4,167円として計算すると、設定温度を1度下げた場合の削減額は以下のようになります。

4,167円 × 1.5% × 12ヶ月 = 約750円 / 年

この750円という金額は、42度から41度への設定変更だけで得られる効果です。特別な機器の購入や面倒な操作は不要で、一度設定を変えればその後は自動的に節約が続きます。

なぜ設定温度1度の差が節約につながるのか

給湯器は、冷たい水道水を設定温度まで温めるためにガスを燃焼させます。このとき必要なエネルギー量は、設定温度と給水温度の差に比例します。

たとえば冬の水道水の温度が10度の場合、42度まで温めるには32度分の加熱が必要です。一方、41度なら31度分で済みます。この1度の差が、ガスの消費量に直結するのです。

メーカーによると、給湯器は設定温度に到達するまでバーナー(ガスを燃やす部分)を稼働させ続けるため、目標温度が低ければ低いほど燃焼時間が短くなります。経済産業省資源エネルギー庁のデータでも、設定温度を1℃下げるごとに約1.25~1.5%のエネルギー消費量が削減されると示されています。

また、大手ガス会社の調査では、設定温度を42度から40度に2度下げるだけで約9%の省エネにつながることも確認されています。

水栓タイプによって節約効果が変わる

給湯器の設定温度を下げた際の節約効果は、使用している蛇口のタイプによって異なります。自宅の蛇口がどのタイプかを確認することで、より正確な効果を把握できます。

水栓タイプ特徴42度→41度の節約効果
サーモスタット混合栓自動で温度調整する浴室の蛇口効果は限定的
ただし機器の寿命が延びる
シングルレバー混合栓レバー1つで温度・水量を調整年間約600~800円
比較的効果が出やすい

単水栓とは

単水栓とは、温度調整機能がなく、給湯器の設定温度がそのまま蛇口から出てくるタイプです。古い住宅や団地でよく見られます。このタイプでは、42度→41度の設定変更がそのままガス消費量の削減につながります。

サーモスタット混合栓とは

サーモスタット混合栓とは、お湯と水を自動で混ぜ合わせて、設定した温度を保つ蛇口のことです。主に浴室で使われています。

このタイプでは注意が必要です。たとえば蛇口側で「40度」と設定している場合、給湯器を42度から41度に下げても、蛇口が自動的に水との混ぜ方を調整するため、出てくるお湯の温度は変わりません。結果として、直接的なガス削減効果は小さくなる可能性があります。

ただし、給湯器の設定温度を下げることで、蛇口内部の部品への負担が軽くなり、機器が長持ちするというメリットはあります。一般的に、この タイプを使用する場合、給湯器は50~60度に設定し、蛇口側で好みの温度に調整する方が効率的とされています。

シングルレバー混合栓とは

シングルレバー混合栓とは、キッチンなどでよく使われる、1つのレバーで温度と水量を調整できる蛇口です。このタイプは、単水栓とサーモスタット混合栓の中間的な特性を持ち、給湯器の温度設定の影響を受けやすいため、42度→41度の変更で年間600~800円程度の削減が期待できます。

冬と夏で節約効果に差がある理由

同じ1度の温度を下げても、季節によって節約できる金額が大きく変わります。これは水道水の温度が季節で異なるためです。

冬の水道水の温度は約10度以下まで下がります。この場合、42度まで温めるには32度分、41度なら31度分の加熱が必要です。一方、夏の水道水の温度は約25度まで上がるため、42度なら17度分、41度なら16度分の加熱で済みます。

削減できる割合は年間を通じて約1.5%で同じですが、冬はそもそもガスをたくさん使う季節なので、節約できる金額も大きくなります。一般的に、年間節約額の約70~80%は冬に集中すると考えられています。

つまり、750円という年間節約額のうち、約500~600円は冬の3~4ヶ月で達成され、残りの150~250円が春夏秋で分散される計算です。冬場の給湯器使用が多い家庭ほど、設定温度1度の差が効果的です。

42度→41度という設定は安全な範囲

給湯器の温度設定を下げることに不安を感じる方もいるかもしれません。「温度を下げると給湯器が壊れやすくなるのでは」という疑問です。

一般的に言われる「40度以下の設定で故障しやすくなる」という話は、主にサーモスタット混合栓を使用している場合の注意点です。給湯器を40度以下に設定し続けると、蛇口内部の部品が頻繁に動作し、寿命が10~20年から5~10年に短くなる可能性があります。

しかし、42度から41度への1度の変更は、この故障リスクとは無関係です。41度は十分に安全な範囲内であり、給湯器本体や蛇口への悪影響はほとんどありません。

ただし、衛生面では注意が必要です。レジオネラ属菌(肺炎を引き起こす細菌)は20~50度で増えやすく、特に35~37度が最も増殖しやすい温度です。メーカーによると、給湯器を55度以下に継続的に設定することは、配管内での菌の増殖リスクを高める可能性があります。対策として、定期的に60度以上で配管を洗浄する、または貯湯式の場合は定期的に高温で沸かし直すなどの方法が推奨されます。

まとめ|小さな変更で確実な節約を

給湯器の設定温度を42度から41度へ1度下げるだけで、年間約750円の節約効果が期待できます。この効果は業界団体や政府機関のデータに基づいた信頼性の高い数値です。

節約額は使用する蛇口のタイプや季節によって変わり、特に冬の削減効果が大きくなります。単水栓やシングルレバー混合栓を使用している家庭では効果を実感しやすく、サーモスタット混合栓の場合は蛇口側の温度設定との関係で効果が小さくなることもあります。

42度から41度という1度の差は、給湯器や蛇口の故障リスクとは無関係の安全な範囲です。特別な手間や費用をかけずに、設定を変えるだけで継続的に節約できる方法として、ぜひ一度試してみる価値があるでしょう。ただし、衛生管理の観点から、定期的な高温洗浄や適切なメンテナンスも忘れずに行うことをおすすめします。

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