東芝が給湯器事業から撤退したというニュースを聞いて、「今使っている東芝の給湯器はどうなるの?」と不安に感じている方も多いでしょう。
結論から言えば、東芝の給湯器は修理対応が継続されており、すぐに使えなくなるわけではありません。
ただし、製造された年や使用状況によっては、修理より交換を検討すべきタイミングかもしれません。
この記事では、東芝の給湯器の修理対応の実態と、修理か交換かを判断する具体的な目安を解説します。
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東芝は撤退したが、修理サポートは10年間継続される
東芝は2023年9月に家庭用・業務用エコキュートの製造を終了し、2024年3月には販売も終了しました。
しかし、事業撤退 = 即サポート終了ではありません。
一般的にメーカーには、製造終了後も一定期間は修理用の部品を保管する義務があります。
東芝の給湯器の場合、各機種の製造終了から10年間は部品が確保されています。
つまり、2020年に製造された東芝の給湯器なら2030年頃まで、2023年製なら2033年頃まで修理対応が可能です。
専用の相談窓口も現在運用されているため、故障した場合でも部品在庫がある限り修理を受けられます。
修理できるかは「製造から何年か」で決まる
東芝の給湯器の修理可否を判断する上で重要なのが「10年」という数字です。
メーカーによると、給湯器には安全に使える目安として「10年」という基準が設けられています。
実際の給湯器の平均使用年数も10~15年程度です。
使用10年未満であれば修理部品が入手しやすく、比較的スムーズに対応できるケースが多いでしょう。
一方、10年以上使用している東芝の給湯器は、修理してもすぐに別の箇所が故障するリスクがあります。
また、長期使用による安全面の問題も出てきます。
なお、会計上の「法定耐用年数」は6年と定められていますが、これは税金計算のための数値であり、実際に使える年数とは無関係です。
修理すべきか交換すべきか?5つの判断ポイント
東芝の給湯器が故障した際、修理と交換のどちらを選ぶかは以下の条件で判断するとよいでしょう。
修理を優先すべきケース
- 使用年数が10年未満
- メーカー保証期間内
- 故障してから間もない
- 修理費用が数万円程度に収まる
交換を検討すべきケース
- 使用年数が10年以上経過している
- 燃焼に関わる部品や制御基板など重要な部分の故障
- 本体内部から水が漏れている
- 修理費が5万円以上の高額になる
- 何度も故障を繰り返している
特に基板交換やコンプレッサー(エコキュートの心臓部)の故障の場合、修理費が5万円から15万円程度かかることもあります。
このような高額修理が必要な場合、新しい給湯器への交換費用と大差なくなるため、長期的には交換の方が得策です。
| 判断項目 | 修理を選ぶ | 交換を選ぶ |
|---|---|---|
| 使用年数 | 10年未満 | 10年以上 |
| 修理費用 | 数万円程度 | 5万円以上 |
| 故障箇所 | 軽微な部品 | 基板・重要部品 |
| 故障頻度 | 初めて | 何度も繰り返す |
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こんな症状が出たら要注意!すぐ業者に連絡を
東芝の給湯器の使用年数が10年を超えると、安全面でのリスクが高まります。
以下のような症状が現れたら、すぐに使用を停止して専門業者に連絡すべきです。
すぐに使用を止めるべき危険な症状
- 煙が出る
- ガスの臭いや焦げた臭いがする
- 漏電遮断器(ブレーカー)が頻繁に落ちる
これらは一酸化炭素中毒や火災、感電事故につながる可能性があります。
早めに点検が必要な症状
- お湯が出ない、または出るまで時間がかかる
- お湯の温度が安定しない
- 追いだきができない
- 普段と違う音がする、水が漏れている
- エラー表示が頻繁に出る
また、光熱費が以前より増えた、お湯が沸くまでの時間が長くなった、運転音が大きくなったといった変化も、東芝の給湯器の寿命が近づいているサインです。
使用8年以上経過している給湯器でこうした症状が出た場合、複数の部品が同時に劣化している可能性が高いと考えられます。
なお、東芝から他メーカーの給湯器へ交換する場合、本体の大きさや設置スペースの違いにより配管工事や電気工事の追加費用が発生することがあります。
一方で、国の補助金制度を活用すれば、最大12万円の補助を受けられる可能性もあるため、業者に相談する際は補助金の対象になるか確認しましょう。
まとめ:製造年を確認し、10年を目安に判断を
東芝の給湯器は事業撤退後も修理対応が継続されており、部品在庫がある限り修理可能です。
ただし、使用10年を境に修理と交換の判断基準が大きく変わることを覚えておきましょう。
基本的には、10年未満なら修理を、10年以上なら交換を検討するのが賢明です。
また、危険な症状が出た場合は年数に関わらず即座に使用を停止することが重要です。
修理費が高額になる場合や故障が繰り返される場合も、長期的な安全性とコストを考えれば交換が適切な選択となります。
まずはご自宅の東芝給湯器の製造年を確認し、専門業者に相談して現状を正確に把握することから始めてください。
複数の業者から見積もりを取り、修理・交換それぞれの費用と将来リスクを比較した上で、最適な判断を下しましょう。
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