ノーリツの給湯器に「632」または「E632」のエラー表示が出た場合、これは浴槽のお湯が正常に循環していない状態を示しています。
追いだき機能が使えなくなるものの、蛇口やシャワーからのお湯は問題なく出るケースがほとんどです。
このエラーは適切な対処を行えば自分で解消できることも多いため、慌てずに確認すべきポイントを押さえておきましょう。
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632エラーの原因第1位は水位不足?
ノーリツ給湯器の632エラーで最も多い原因が、実は浴槽の水位不足です。
追いだき機能は浴槽の循環口からお湯を吸い上げて再加熱する仕組みです。
そのため、水位が低すぎるとポンプが空気を吸い込んでしまい、632エラーが発生してしまいます。
循環口の上部から5cm以上の水位が必要とされています。
まずは浴槽の水位を確認し、不足している場合は水を足してください。
その後、給湯器の電源を一度切って10秒ほど待ち、再び電源を入れて追いだきを試してみましょう。
水位不足が原因であれば、この対処でほぼ確実にノーリツ給湯器の632エラーは解消されます。所要時間はわずか5分程度です。
水位確認後も解決しない場合の対処法は?
水位を確認してもノーリツ給湯器の632エラーが消えない場合、次に疑うべきは循環口のフィルター目詰まりです。
湯垢や髪の毛、皮脂、入浴剤の成分などが蓄積すると、水の流れが弱まり、給湯器が正常な循環を検知できなくなります。
フィルター清掃の手順は以下の通りです。
- 循環口のカバーを反時計回りに回して取り外す
- 歯ブラシで汚れを丁寧に除去する(スポンジは細かい汚れが取れにくいため不向き)
- 本体側の穴部分も清掃する
- 正しく装着し直して、電源を入れ直す
一般的に、月1回から数ヶ月に1回の清掃が推奨されています。
定期的な清掃を怠ると、ノーリツ給湯器の632エラーが繰り返し発生する原因となります。
また、これらの対処を行った後でも解消しない場合は、給湯器の電源を切って10秒待ち、再度電源を入れるリセット操作を試してみてください。
一時的な誤作動であれば、この操作で改善することがあります。
冬場の632エラーは配管凍結が原因
気温が氷点下になる冬場、特にマイナス4℃以下になる環境では、追いだき配管の凍結によってノーリツ給湯器に632エラーが発生することがあります。
配管内の水が凍ると循環できなくなるため、寒冷地や日陰に設置された給湯器では注意が必要です。
凍結が疑われる場合、原則として自然解凍を待つのが最も安全な方法です。
どうしても急ぐ場合の応急処置としては、人肌程度のぬるま湯をかける方法がありますが、熱湯は絶対に使用しないでください。
配管が破損するリスクがあり、修理が保証対象外となる可能性もあります。
凍結を予防するためには、冬場は給湯器の電源プラグを抜かないことが重要です。
メーカーによると、電源が入っていれば自動凍結防止機能が作動します。
また、夜間に給湯栓から少量の水を流し続ける、浴槽に循環口より上まで水を残しておくといった対策も有効です。
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危険!すぐに業者を呼ぶべき症状とは
自分でできる対処を試してもノーリツ給湯器の632エラーが再発する場合や、以下のような症状が見られる場合は、すぐに使用を中止して専門業者に依頼する必要があります。
給湯器から異音や異臭がする、水漏れが見られる、炎の色が赤・黄色・オレンジ色になっている、黒煙やすすが出る、使用中に頻繁に火が消えるといった症状は、安全上重大な問題のサインです。
特に燃焼状態の異常は、不完全燃焼による一酸化炭素中毒や火災のリスクにつながるため、決して放置してはいけません。
また、632エラーの原因が循環ポンプ(お湯を浴槽に送り出すための機械部品)の劣化・故障、水流を感知するセンサーの異常、電装基板(給湯器の動作を制御する電子部品)の不具合といった内部機器の問題である場合、自分での対処は不可能です。
特に使用年数が10年以上のノーリツ給湯器では、これらの故障が発生しやすくなります。
修理か交換か?賢い判断基準
業者に依頼することになった場合、修理と交換のどちらを選ぶべきか迷うことがあります。
判断の目安として、以下の表を参考にしてください。
| 項目 | 修理向き | 交換向き |
|---|---|---|
| 使用年数 | 8年未満 | 10年以上 |
| 修理費用 | 4万円以内 | 8万円以上 |
| 故障状況 | 単一部品の故障 | 複数箇所の故障 |
| 修理歴 | 初回故障 | 近年に修理歴あり |
一般的に、修理費用と使用年数を掛け合わせた金額(修理費用+使用年数×5,000円)が新品設置費用の50%を超える場合は、交換を検討する目安とされています。
ノーリツ給湯器の632エラーに関連する修理の費用相場は、循環ポンプで2~4.5万円、水流センサーで1~5万円、電装基板で2~4.5万円程度です。
一方、給湯器本体の交換費用は、オートタイプで18~28万円が相場となっています。
メーカーによると、給湯器の設計上の安全使用目安は10年とされており、これを超えると事故リスクが大きく上昇します。
長期間使用しているノーリツ給湯器で632エラーが出た場合は、この機会に交換を検討するのも賢明な選択といえるでしょう。
まとめ|まずは水位確認から始めよう
ノーリツ給湯器の632エラーは、浴槽の循環不良を示すサインです。
対処の第一歩は浴槽の水位を確認し、循環口から5cm以上にすること。これだけで解消するケースが最も多いため、慌てずにまず水位をチェックしましょう。
それでもノーリツ給湯器の632エラーが解消しない場合は、循環口のフィルター清掃やリセット操作を試し、冬場であれば凍結の可能性も考慮してください。
これらの対処を行っても改善しない場合や、異音・異臭といった危険な症状が見られる場合は、速やかに専門業者に相談することが大切です。
特に10年以上使用しているノーリツ給湯器では、安全性を最優先に考え、交換も視野に入れて判断しましょう。
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