赤い炎と青い炎の違い|給湯器で危険な色と対処法

赤い炎と青い炎の違いと使用停止の判断を示す給湯器のサムネイル

給湯器や湯沸かし器の炎は、青い炎なら正常燃焼の目安です。赤やオレンジ、黄色の炎が続く場合は、まず使用を止めて安全確認を優先してください。

加湿器や水道水のミネラルで一時的に赤く見えることもあります。換気して加湿器を止めたあと、青い炎へ戻るかを見るのが最初の切り分けです。

赤・黄色の炎が続く、黒いすすや異臭がある、使用中に火が消える場合は不完全燃焼のおそれがあります。ガス栓を閉め、窓を開けてから修理や交換の判断を相談しましょう。

先に確認するポイント
  • 青い炎に戻るなら、一時的な炎色反応の可能性があります。
  • 赤や黄色が続くなら、使用を止めて原因確認へ進みます。
  • 異臭、黒いすす、燃焼停止があれば、再点火せず相談します。
この記事の監修者
私がお答えます!
太田 雄冴
お湯の救急車 代表
  • 作業歴8年
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赤い炎と青い炎の違いは「燃え方」と「危険度」

給湯器が正常に動いているとき、炎は青色をしています。これはガスと酸素が適切に混ざり合い、完全燃焼している証拠です。

赤い炎や黄色い炎が続くときは、酸素不足、汚れ、給排気の詰まりなどで燃焼状態が崩れている可能性があります。温度の細かい数値より、色が戻るかどうかを見て判断します。

炎の状態考え方まずすること
青い炎正常燃焼の目安通常どおり使用
一時的な赤炎色反応の可能性換気して様子を見る
赤・黄色が続く不完全燃焼のおそれ使用停止して相談
青い炎、一時的な赤い炎、赤や黄色が続く炎の判断分岐
青い炎か、一時的な赤か、赤や黄色が続くかで確認する行動が変わります。

加湿器を止めて換気したあと青い炎へ戻るなら、空気中のミネラルによる一時的な炎色反応の可能性があります。戻らない場合は、機器側の異常として扱ってください。

赤い炎を見たら最初に確認すること

給湯器の炎が赤いことに気づいたら、原因を探す前に安全側へ倒します。ガス臭い場合は換気扇や電気スイッチに触れず、窓を開けてその場を離れてください。

  1. 給湯器の使用を止める
  2. ガス栓を閉める
  3. 窓を開けて換気する
  4. 加湿器などを止め、青い炎に戻るか確認する
  5. 戻らなければ点検や修理を相談する
給湯器の赤い炎を見たときの使用停止から相談までの確認手順
赤い炎を見たら、使用停止から青い炎へ戻るかの確認まで順番に進めます。

安全装置が働いて火が消えたあと、何度も点火し直すのは避けてください。一酸化炭素が出ている状態で再点火を繰り返すと、事故につながるおそれがあります。

赤い炎・黄色い炎が続く主な原因

給湯器の炎が赤くなる原因はいくつかありますが、中でも最も危険なのは換気不足による酸素不足です。原因を無理に分解して調べる必要はありません。

換気不足による酸素不足

室内の換気が足りないと、燃焼に必要な空気が不足します。屋内の開放式小型湯沸器では特に注意が必要で、使用時は新鮮な空気を確保します。

バーナーや熱交換器の汚れ・詰まり

長年のすす、ほこり、油汚れが空気の通り道をふさぐと、燃焼が不安定になります。黒いすすが見える場合は、自己清掃より点検を優先しましょう。

給気口・排気口がふさがれている

給湯器の周りに物を置いていたり、落ち葉やごみで給気口・排気口がふさがれていたりすると、空気の流れが悪くなります。

外から見える範囲で障害物をどかせる場合は、機器に触れすぎない範囲で整えます。内部を分解する作業は行わないでください。

給湯器の経年劣化

給湯器の寿命は約10年とされています。長く使い続けることで、バーナーや燃焼室、熱交換器が劣化し、燃焼が不完全になっていきます。

給湯器の水漏れ

漏れた水がバーナーの中に入り込むことで、不完全燃焼を引き起こす場合もあります。水漏れがあるときは、炎の色とあわせて使用年数も確認します。

不完全燃焼で注意したい一酸化炭素のリスク

赤や黄色の炎が続くときに注意したいのは、不完全燃焼で一酸化炭素が発生する可能性です。一酸化炭素は無色・無臭のため、においだけでは気づけません。

頭痛、吐き気、めまい、目の痛み、焦げたようなにおい、黒いすすがある場合は、使い続けないことが大切です。

屋外設置の給湯器でも、排気口の周辺がふさがれていると燃焼や排気に影響することがあります。見える範囲の周辺物を確認し、異常が続く場合は点検を依頼してください。

使用停止と相談の目安

一時的な赤だけで青い炎へ戻るなら、しばらく様子を見る判断もあります。ただし、次の状態があるときは自己判断で使い続けないでください。

  • NG:赤や黄色の炎が続く
  • NG:黒いすす、異臭、目の痛みがある
  • NG:使用中に火が消える、点火し直しても再発する
  • NG:10年前後使っていて水漏れや異音もある

相談するときは、炎の色、いつから起きたか、加湿器の使用有無、機器の使用年数、水漏れや異臭の有無を伝えると判断が早くなります。

相談前に確認すること
  • 炎の色が赤、黄色、オレンジのどれに近いか
  • 換気後や加湿器停止後に青い炎へ戻るか
  • 黒いすす、異臭、水漏れ、異音、エラー表示の有無
  • 給湯器の設置年数、表示エラー、屋内・屋外の設置場所

使用年数が長い場合は、修理だけでなく交換した方が安全で再発を抑えられることもあります。炎の色とあわせて、年数や使用頻度も確認しておきましょう。

赤い炎を見つけたら安全確認を優先する

一時的な炎色反応で赤く見えるだけなら問題ありませんが、常に赤い炎が出ている場合は危険信号です。まず使用を止め、換気して青に戻るかを確認します。

赤や黄色の炎、黒いすす、異臭、燃焼停止があるときは、不完全燃焼を疑ってください。再点火を繰り返さず、状況と使用年数を控えて点検や修理・交換の相談へ進むのが安全です。

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