給湯器は、使わないだけで必ず壊れるわけではありません。ただし長期間止めていた後は、凍結、詰まり、部品劣化、経年劣化が表に出ることがあります。
最初に見るべきなのは、ガス臭さ、焦げ臭さ、黒煙、水漏れ、異音、繰り返すエラーです。ひとつでもある場合は、使用を止めてください。
異常がなければ、本体外側、排気口、給水・給湯栓、リモコン表示を確認し、少量のお湯から試します。本体カバーを開ける作業やガス接続部の調整は行いません。
1年以上使っていない、設置から10年近い、88や888の表示がある場合は、使えるかどうかだけでなく点検や交換の相談目安も一緒に確認しましょう。
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給湯器は使わないと壊れる?まず見るべき答え
給湯器は、数週間から数か月使っていないだけで必ず壊れる設備ではありません。問題は、止めていた間に水や空気が動かず、もともとの劣化や詰まりが再使用時に出やすくなることです。
給湯器は日常生活に欠かせない設備ですが、長期間使用していないと、配管内部のサビや部品劣化など思わぬトラブルが発生する可能性があります。
とくに屋外設置のガス給湯器は、冬場の凍結、排気口まわりの汚れ、虫やほこりの入り込み、パッキン類の劣化を確認します。いきなり長時間使うより、外側から安全確認して少量のお湯を試す順番が安全です。
- 数週間から数か月の未使用:異常がなければ外観確認と少量テストから始める
- 1年以上の未使用:水抜き状況、凍結跡、におい、水漏れを慎重に見る
- 10年近い機器:再使用だけでなく点検・修理・交換の比較に進む
久しぶりに使う前の安全確認順
長期間(1ヶ月以上)使用していなかった給湯器を再び使用する前に、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
- 本体まわりを見る
サビ、変色、水滴、配管まわりの濡れ、外装の破損がないか確認します。 - 排気口・吸気口を見る
ほこり、落ち葉、虫の巣、荷物の接近があれば取り除きます。 - においを確認する
ガス臭い、焦げ臭い、油臭いなど普段と違うにおいがあれば使いません。 - 水を通して様子を見る
蛇口から水を出し、濁り、サビ色、極端な水量低下がないか見ます。 - 少量のお湯を試す
低めの温度で短時間だけ出し、温度、色、におい、リモコン表示を確認します。

お湯が出たとしても、途中で温度が急に変わる、リモコンに同じエラーが出る、燃焼音が大きい場合は続けて使わないでください。再使用の目的は、使える証明ではなく異常がないかを短時間で見ることです。
給湯器交換、補助金の対象かもしれません
機種を入力すると、使える補助金の目安を確認できます。
ガス臭い・黒煙・水漏れがあるときは再使用しない
給湯器を使い始める前後に危険サインがある場合は、確認作業を続けないことが大切です。ガス臭いときは火気を使わず、電灯や換気扇などのスイッチにも触れません。
- NG:ガス臭い。火気を使わず、電気スイッチに触れず、ガス会社や緊急窓口へ連絡します。
- NG:黒煙やすすが出る。燃焼不良の可能性があるため、運転を止めて点検を依頼します。
- NG:本体や配管から水漏れする。漏電や内部破損につながることがあるため、使い続けません。
- NG:大きな異音や焦げ臭さがある。内部部品や燃焼状態の異常を疑い、再操作を繰り返しません。
- NG:同じエラーが何度も出る。一時的な表示と決めつけず、型番とエラー番号を控えます。
ガス臭さや黒煙がある時点で、ストレーナー清掃や再起動手順へ進む段階ではありません。ガス会社、メーカー、給湯器の修理・交換業者へ、においの有無、表示コード、設置年数、使っていなかった期間を伝えます。
水抜き後・長期不在後に再開する手順
水抜きをしていた給湯器を戻す場合は、機種ごとの取扱説明書が優先です。水抜き栓、給水元栓、給湯栓、電源、ガス栓の扱いは機種で違うため、一般的な順番だけで進めないようにします。
- 給湯栓が閉まっているか確認する
開いたままだと通水時に水が出続けます。 - 水抜き栓の閉め忘れを見る
閉め忘れがあると、本体下から水が出ることがあります。 - 給水元栓を開けて通水する
急に異音や水漏れがないか、本体まわりを見ながら進めます。 - 電源とリモコン表示を確認する
表示が通常と違う場合は、番号や文言を控えます。 - ガス栓は安全確認後に開ける
ガス臭い場合は開栓や点火操作をせず、連絡を優先します。
最初は高温設定にせず、短時間だけお湯を出します。濁った水やサビ色が続く、温度が安定しない、エラーが再発する場合は、無理に流し続けず相談してください。
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10年近い給湯器は点検・交換も同時に考える
給湯器の再使用で迷うときは、使っていなかった期間だけでなく設置年数も見ます。メーカーはガス給湯器の設計上の標準使用期間を10年としており、長く使った機器は部品が劣化しやすくなります。
リモコンに88や888が出る機種では、故障表示ではなく点検時期を知らせる機能の場合があります。ただし、点検のお知らせが出る時期は、劣化確認を先延ばしにしない合図として扱いましょう。
- 点検を優先:異常はないが10年近い、88/888表示がある、長期不在後で不安が残る
- 修理を相談:一部機能だけ不調、エラー番号が分かる、設置年数が比較的浅い
- 交換も比較:10年以上、複数症状、部品入手が難しい、同じ不具合を繰り返す

修理か交換かは、年数だけで決まりません。設置場所、使用頻度、症状、部品の有無、今後どれくらい使うかを合わせて見積もると判断しやすくなります。
タイプ別に違う確認ポイント
給湯器のタイプによって、再使用時の注意点と点検方法が大きく異なります。同じ「久しぶりに使う」でも、見る場所と相談先が変わります。
- ガス給湯器:ガス臭、排気口のふさがり、リモコン表示、点火時の異音を確認します。
- 石油給湯器・石油ふろがま:燃料の状態、油漏れ、黒煙、法定点検や所有者登録の案内を確認します。
- エコキュート・電気温水器:漏電ブレーカー、水漏れ、タンクまわり、長期間たまった水の扱いを確認します。
タイプが分からない場合は、本体の銘板やリモコン、取扱説明書、設置場所の写真を確認します。相談時に型番が分かると、修理部品や交換候補の判断が早くなります。
再使用で迷うときに伝える内容と相談目安
長期間使用していなかった給湯器は、再使用前に適切なチェックと準備が必要です。判断に迷う場合は、自己確認を続けるより、状況を整理して相談する方が安全です。
- 使っていなかった期間:最後に使った時期、長期不在や空き家期間の有無
- 設置年数と型番:本体銘板、リモコン、取扱説明書の写真
- 症状:ガス臭、水漏れ、黒煙、異音、温度不安定、エラー番号
- 確認したこと:外観、排気口、給水元栓、リモコン表示、少量テストの結果
お湯の救急車では、症状と使用年数をもとに、点検で足りるか、修理を見込むか、交換も比較するかを整理できます。危険サインがある場合は、電話やフォームで状況を先に伝えてください。
まとめ|給湯器を久しぶりに使う前は安全確認から始める
給湯器は使わないだけで必ず壊れるわけではありません。大切なのは、長期未使用後に異常がないかを外側から確認し、問題がなければ少量のお湯から試すことです。
ガス臭い、黒煙が出る、水漏れする、異音が大きい、エラーが繰り返す場合は使い続けないでください。10年近い給湯器は、再使用できるかだけでなく点検・修理・交換を同時に比べると安全です。
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