【戸建て向け】プロパンガス地域の給湯器選び|高額ガス代を節約する機種選定

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「なんでウチのガス代、こんなに高いの…?」
プロパンガスを使っている戸建てのご家庭なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

「毎月のガス代、なんでこんなに高いんだろう…?」

戸建てに住む多くの方が、冬場や家族の人数が増えるたびにこうした疑問や不満を感じているのではないでしょうか。特に、プロパンガス(LPガス)を使用している地域では、その悩みはさらに深刻です。なぜなら、プロパンガスの料金は都市ガスと比べて約1.8倍も高いと言われているからです。

一見すると見過ごされがちですが、ガス給湯器の選び方を見直すだけで、年間にして数万円〜10万円以上の節約が可能になることをご存知でしょうか?

この記事では、「給湯器ってどれも同じじゃないの?」「エコキュートって本当にお得なの?」「高い給湯器は元が取れるの?」といった、給湯器選びにまつわる素朴な疑問や不安を一つ一つ丁寧に解消していきます。

こんな悩みを抱える方におすすめの記事
  • プロパンガス代が高すぎて家計が苦しい
  • 新築・リフォームでどの給湯器を選ぶべきか分からない
  • エコジョーズやエコキュート、名前は聞いたことあるけど違いが分からない
  • 少しでも光熱費を抑えたいが、初期費用も心配

もくじ
お好きな項目へ読み飛ばすことができます

プロパンガスはなぜ高い?料金の仕組みと世帯別コストを暴露

「同じようにお湯を使っているのに、友人の家よりガス代が高い…」そんな経験はありませんか?その原因、もしかすると**「プロパンガス(LPガス)」**にあるかもしれません。

プロパンガス(LPガス)とは?都市ガスとの違い

プロパンガスとは、プロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガスのことです。
都市ガスと違い、ガス管が整備されていない地域でも使える便利なエネルギーですが、その反面、料金が高額になりやすいという大きなデメリットがあります。

プロパンガス(LPガス)都市ガス
供給方式ガスボンベを各家庭に配送地中のガス管を通じて供給
主な成分プロパン・ブタンメタン
料金体系自由料金(業者ごとに異なる)公共料金(地域でほぼ一律)
一般的な料金都市ガスの約1.8倍割安

特に戸建て住宅が多い郊外や地方では、都市ガスが引かれておらず、プロパンガスが主流というケースが珍しくありません。そのため、給湯や調理に使うガス代が都市部に比べて大きな負担になりやすいのです。

プロパンガスの使用量と月額料金の目安(世帯別)

下記は、一般家庭におけるプロパンガスの平均使用量と月間料金の目安です。

世帯人数平均使用量(㎥/月)ガス料金目安(円/月)年間合計(円)
1人暮らし約5.0㎥約6,500円約78,000円
2人暮らし約6.5㎥約8,450円約101,400円
3人暮らし約8.9㎥約11,570円約138,840円
4人暮らし約11.3㎥約14,680円約176,160円

※料金は1㎥あたり約1,300円で試算。実際の契約ガス会社により変動あり。

上記からも明らかなように、家族が増えると年間で10万円を超える出費になることが一般的です。これが給湯器の性能が悪かったり、効率の悪い使い方をしていたりすると、さらに跳ね上がることも珍しくありません。

プロパンガス料金が高くなる原因とは?

  1. 自由料金制で価格が業者任せ
     → 都市ガスと違い、価格が公的に管理されておらず、同じ地域でも業者によって価格が大きく異なる。
  2. 配送や保守コストが上乗せされる
     → ガスボンベをトラックで個別に運ぶ必要があるため、人件費や輸送費が反映されやすい。
  3. 長期契約の縛りで変更しづらい
     → ガス給湯器を無償提供している代わりに、ガス契約の切り替えに制限がかかっていることもある。

エネルギー比較で見る「見えない損失」

エネルギー種別年間光熱費(目安)特徴
プロパンガス給湯器約16万円初期費用は安いがランニングコストが高い
都市ガス給湯器約9〜11万円安定したコストパフォーマンス
エコキュート(電気)約3.5万円初期費用は高いが超省エネ。節電と併用が◎

このように、プロパンガスは利便性の反面、家計に与えるインパクトが非常に大きいエネルギーです。だからこそ、給湯器の選び方ひとつで、家計の支出が大きく変わるのです。

【完全保存版】給湯器の種類と価格相場を全網羅

給湯専用〜エコキュートまで!タイプ別の違いをわかりやすく解説

給湯器を選ぶ際、「何を基準に選べばいいの?」「種類が多すぎて違いがわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。
ここでは、給湯器の基本的な種類と、それぞれの特徴・価格帯を徹底的に比較します。さらに、ライフスタイルに応じた選び方のポイントもあわせて解説します。

主な給湯器の種類と特徴(比較表)

種類機能特徴価格相場(本体+工事費)
給湯専用タイプ給湯のみ最もシンプル。シャワー・洗面・キッチン向け。~15万円程度
ふろ給湯器給湯+追い焚き自動湯はり・追い焚き・保温機能あり。人気No.115〜20万円前後
暖房付きふろ給湯器給湯+追い焚き+床暖房など1台で床暖房や浴室乾燥にも対応30〜35万円程度
暖房専用機暖房のみ床暖房などに特化。給湯なしケースにより異なる
エコキュート(電気)給湯・追い焚き・高効率ヒートポンプ式。省エネ&電気代安。深夜電力を活用40〜70万円前後(補助金あり)

機能で選ぶときのポイント

給湯器選びでは、「必要な機能があるかどうか」が最も重要です。以下のチェックポイントをもとに、自宅に必要な機能を整理しましょう。

  • お風呂に自動湯はりや追い焚き機能は必要?
  • 床暖房や浴室乾燥を使いたい?
  • 設置スペースは十分ある?
  • 初期費用とランニングコスト、どちらを重視する?
  • エコ・省エネ志向か、それともシンプルさ重視か?

失敗しないための「3つの確認事項」

  1. 現在の給湯器のタイプを確認する
     → 基本的には「同タイプ」への交換がスムーズ。壁掛け型や据置型など設置形式も要チェック。
  2. ガス種を必ず確認する(都市ガス or プロパンガス)
     → 間違えると設置できないため、「型番」や「銘板シール」で現在のガス種をチェック。
  3. 家族構成とお湯の使用状況を整理する
     → 家族の人数、同時に複数箇所で使うか、冬場の使用状況などを考慮する。

給湯器は一度設置すれば10年以上使う設備です。だからこそ、「どの機能が必要か」「何にコストをかけるか」を冷静に見極めることが重要です。
次は、「どれだけお湯を出せるか?」という観点からの選び方=**号数(ごうすう)**について、さらに詳しく見ていきましょう。

間違えると後悔!号数(能力)の正しい選び方

何人家族なら何号?冬場のトラブルを防ぐための選定ガイド

「給湯器、ちゃんと動くけど、お湯の量が足りない気がする…」
そんな違和感を抱いたことがある方は、給湯器の「号数(ごうすう)」が合っていない可能性があります。

号数とは、水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるかを示す性能の指標です。
例えば、「24号給湯器」は、水温+25℃のお湯を1分間に24L供給できる能力があるという意味です。

基本の定義と考え方

  • 「号数」は大きいほどお湯をたくさん・同時に使える
  • 「給湯量の余裕=快適性のカギ」
  • 冬場は水温が低いため、同じ号数でも湯量は減る → 冬を基準に考える

世帯人数別の適正号数早見表

世帯人数推奨号数特徴・使用状況の目安
1~2人16号シャワー・キッチンなど同時使用が少ない家庭向け
2~3人20号シャワーと台所など2箇所同時使用が可能
4人以上24号複数人が連続でお風呂を使う家庭に適している
二世帯や5人以上24号+大型機対応浴室2つなどの場合はさらに能力が必要な場合も

失敗しない!号数選びのステップバイステップ

ステップ1|現在の号数を確認する

給湯器本体の側面に貼られている「銘板シール」または「型番ラベル」を確認しましょう。
型番の中に「GT-C206SAWX」などと記載があり、最初の2桁が号数を示しています。

  • 例:GT-C206SAWX → 20号
  • 例:RUF-E2405SAW → 24号

ステップ2|同時使用状況を把握する

  • シャワー+キッチンで同時にお湯を使う?
  • 洗面所でも頻繁に使う?
  • 家族の入浴時間が重なる?

こうした実際の使い方に応じて号数を上げることで、給湯不足のストレスを防止できます。

ステップ3|今後の家族構成・ライフスタイルも見据える

  • 子どもが成長して入浴回数が増える
  • 将来的に同居家族が増える可能性がある
  • 太陽光やエコキュート導入を視野に入れている

こうした要素も考慮し、長期目線で快適な容量設計をしておくことが大切です。

「大は小を兼ねる」はNG?

「とりあえず大きめの24号でいいんじゃない?」という声もありますが、使用量に対して必要以上に大きな号数を選ぶと、初期費用やランニングコストが無駄になる可能性もあります。

省エネや節約を重視するなら、「ちょうど良い能力」で無駄を省くのがベストです。


お湯が足りない・ぬるい・シャワー圧が不安定…こうした悩みは、実は号数のミスマッチが原因であることが非常に多いです。
給湯器選びでは、「どんな機能があるか」だけでなく、「どれだけ使えるか」も重視すべきポイント。号数選定を間違えないことが、快適な暮らしへの第一歩です。

結局どっち?エコジョーズとエコキュートの徹底比較

初期費用 vs 光熱費の未来!高効率給湯器2大機種をプロが比較

「給湯器で節約したい!」と思ったとき、必ず候補に挙がるのが**「エコジョーズ」「エコキュート」
この2つはどちらも
省エネ性能が高く、長期的なコスト削減に効果的な高効率給湯器**として知られています。

しかし、使うエネルギーや設置条件、価格帯が異なるため、「自分の家にはどっちが合うのか?」と迷ってしまう方も多いはず。

ここでは、両者の違いや特徴、メリット・デメリットを分かりやすく比較し、どんな家庭にどちらが適しているかを徹底的に解説します。

まずは比較表で全体像をチェック!

比較項目エコジョーズ(ガス)エコキュート(電気)
使用燃料都市ガス/プロパンガス電気(ヒートポンプ)
初期費用約15~25万円約40~70万円
ランニングコストプロパンガスの場合 高め電気代が安く、年間約3.5万円前後
設置スペースコンパクト、屋外壁面設置可貯湯タンクが大きく広いスペースが必要
メンテナンス性比較的簡単専門業者の対応が必要な場合も
寿命約10年約10~15年
補助金対象一部対象給湯省エネ2025で最大6万円/台対象
蓄電・太陽光との相性◎(深夜電力・再エネ活用に最適)

エコジョーズの特徴と魅力

  • 排熱を再利用して効率よくお湯を沸かすガス給湯器
  • 従来型に比べてガス使用量を約10〜15%削減
  • 本体価格は安めで、設置がしやすい
  • プロパンガス使用時は都市ガスほどの節約効果は期待しにくい

こんな人におすすめ

  • 初期費用を抑えたい
  • 設置スペースが限られている
  • ガス会社の無償貸与制度を活用したい
  • ガスによる追い焚きのパワフルさを重視

エコキュートの特徴と魅力

  • 空気の熱を利用するヒートポンプ式の電気給湯器
  • 圧倒的な省エネ性能で、ガス給湯器の約1/3の光熱費
  • 太陽光発電や蓄電池との相性抜群、再生可能エネルギーの時代に合っている
  • 初期費用は高いが、補助金活用で最大20万円カットも可能

こんな人におすすめ

  • 月々の光熱費を大幅に抑えたい
  • 家族人数が多く、使用量も多い
  • 十分な屋外スペースがある
  • 太陽光・蓄電システムをすでに導入している or 今後導入予定
  • 長期的に見てランニングコストを最優先したい

省エネ重視ならどっち?将来の光熱費で差がつく

例えば、4人家族が1年間にかかる光熱費を比較すると次のようになります。

  • プロパンガス+従来型給湯器:約16万円/年
  • プロパンガス+エコジョーズ:約13.6〜14万円/年
  • 電気+エコキュート(深夜電力活用):約3.5〜4万円/年

10年間で最大100万円以上の差が出ることも!

エコジョーズ or エコキュート 迷ったらこう選べ!

チェックリスト:あなたの家庭に合うのはどっち?

チェック項目YESNO
設置スペースに余裕があるエコキュートエコジョーズ
太陽光発電を導入済 or 検討中エコキュートエコジョーズ
初期費用をできるだけ抑えたいエコジョーズエコキュート
使用ガスがプロパンガスであるエコキュートの方が節約効果大都市ガスならどちらもOK
家族の人数が4人以上エコキュート推奨少人数ならエコジョーズも◎

どちらを選ぶかによって、今後の光熱費の総額やライフスタイルの快適さが大きく変わります
「今の負担を少しでも減らしたい」「将来の出費を抑えたい」と考えるなら、省エネ給湯器の導入は非常に有効な一手です。

ガス代は使い方で減らせる!プロ直伝の節約術7選

今すぐ実践できる!給湯器使用のムダをカットする方法

「給湯器を交換するのはまだ先だけど、今すぐガス代を減らしたい」
そんな方に朗報です。実は、給湯器の使い方を少し工夫するだけで、年間数千円〜1万円以上のガス代を節約することができます。

ここでは、プロパンガス地域の家庭でもすぐに実践できる、効果的な節約術を7つ厳選して紹介します。どれも今日からできるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。

節約 1. 給湯温度を1℃下げるだけで年間約6,000円の節約に!

給湯温度が高すぎると、それだけで無駄なエネルギーを消費しています。
例えば、設定温度を1℃下げるだけで、1日約6円、年間で約2,000円〜6,000円の節約につながると試算されています。

適正な温度設定の目安

  • お風呂:38〜40℃
  • キッチン:35〜37℃
  • 洗面所:37℃前後

節約 2. 追い焚きは「回数」と「時間」がカギ!上手に使えば年間8,000円節約も

追い焚き機能は便利ですが、1回あたり約22.2円、毎日使うと年間8,000円以上になることも。

節約のコツ

  • 家族の入浴時間をなるべく近づけて、追い焚きの回数を減らす
  • 自動保温設定は「OFF」または最短(0〜1時間)にする
  • 浴槽のフタをしっかり閉めて熱を逃がさない

節約 3. 浴槽の湯量は「肩まで浸かれる」6割がベスト

ついつい浴槽いっぱいにお湯を張りたくなりますが、湯量を20L減らすだけでも年間で1,500円程度の節約効果があります。

湯量の目安

  • 通常の家庭用浴槽なら6〜7割の湯量で十分
  • シャワー中心なら浴槽は半分でもOK

節約 4. シャワーは「5分短縮」で年間約5,000円カット!

シャワーは1分で約12Lの水を使い、それを沸かすのにかなりのガスを消費します。
1回のシャワー時間を5分短縮するだけで、年間約5,000円相当の節約になる可能性も。

節水の工夫

  • 節水型シャワーヘッドを使う(年間でさらに2,000〜3,000円の節約)
  • シャンプー・体洗い中はこまめに止水

節約 5. 給湯器リモコンの「自動オフ設定」は必須!

多くの家庭でやりがちなのが、「お湯を出しっぱなしで放置」すること。
リモコンの「自動停止設定」や「お知らせ機能」を活用することで無駄な湯出しを防げます

活用ポイント

  • 自動オフタイマーを設定(5分〜10分)
  • 使用後は必ずリモコンで給湯OFFを習慣に

節約 6. 少量のお湯は「電気ケトル」や「瞬間湯沸かし器」でまかなう

カップ1杯分など、ごく少量のお湯を使いたい時は給湯器よりも電気ケトルの方が圧倒的に効率的
特にガス給湯器では、配管の湯が出るまでに無駄なお湯が流れがちです。

節約 7. シングルレバー水栓の“ハンドル位置”にも注意!

給湯器がONになるのは「中間(ぬるま湯)」ポジションです。
何気なくレバーを真ん中で使っていると、無意識のうちに給湯器が作動してガス代が加算されてしまいます。

節約の小技

  • 普段はレバーを「水側」に固定しておく
  • お湯が必要なときだけレバーを切り替える癖をつける

これらの節約術は、機器を買い替えなくても、今すぐ取り入れられる実践的な方法ばかりです。
給湯器の性能を最大限に活かすのも、結局は「日々の使い方」次第。
まずは今日から1つでも、節約アクションを始めてみましょう。

節約 7. 最大28万円の補助金が狙える!給湯省エネ2025の攻略法

知らなきゃ損!補助金・無償貸与制度を使ってお得に交換する方法

「高効率給湯器が良いのはわかってるけど…初期費用が高すぎる」
そう感じて導入をためらっている方は少なくありません。ですが、国やガス会社の制度をうまく活用すれば、給湯器の導入コストを大幅に抑えることが可能です。

特に注目したいのが、国の補助金制度「給湯省エネ2025事業」と、ガス会社による給湯器の無償貸与サービス
ここでは、それぞれの制度の内容と利用方法をわかりやすく解説します。

制度①:国の「給湯省エネ2025事業」

「給湯省エネ2025事業」とは、高効率給湯器の普及を目的に、国が個人に対して補助金を交付する制度です。

対象となる機器

  • エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)
  • ハイブリッド給湯器
  • エコジョーズ(家庭用燃料電池は対象外)

補助金の内容(2025年度時点)

対象機器補助基本金額(1台あたり)
エコキュート60,000円
ハイブリッド給湯器80,000円
エネファーム160,000円
  • 戸建て住宅であれば、最大2台まで補助対象に
  • 対象の対応事業者(施工業者)と契約する必要あり

制度②:プロパンガス会社の「給湯器無償貸与サービス」

プロパンガス会社の中には、給湯器本体を“無料で貸与”してくれるサービスを提供しているところもあります。
これは、ガスの契約を継続してもらう代わりに、初期費用をゼロで給湯器を導入できる仕組みです。

無償貸与サービスの特徴

  • 初期費用(本体・工事費)が無料または大幅割引
  • 毎月のガス料金に一定額(500〜1,000円程度)が加算されるケースあり
  • ガス会社の変更がしづらくなる可能性があるので注意

向いている人

  • 今すぐ給湯器を交換したいが資金に余裕がない
  • すでに信頼できるプロパンガス会社と契約している
  • 数年以内に引っ越しやガス切替の予定がない

制度を使いこなす!導入までのステップ

ステップ1:希望する給湯器の種類を決める

「エコキュートにしたい」「とりあえずエコジョーズで節約したい」など、方向性を明確にします。

ステップ2:登録された施工業者に見積もりを依頼

給湯省エネ事業は登録施工業者を通じてのみ申請が可能です。

ステップ3:補助金または無償貸与制度を利用して契約

  • エコキュートなら補助金を活用
  • プロパンガスならガス会社の無償貸与制度と比較検討

ステップ4:給湯器の設置・導入完了

工事は1日で終わるケースが大半。冬場は混み合うため、早めの申し込みが吉です。

給湯器補助金に関するよくある質問(Q&A)

補助金はいつまで申請できる?

予算上限に達し次第終了。最新情報は環境省・経産省の特設サイトで確認。

エコキュートの補助金は誰でも受けられる?

持ち家(戸建て)で対象機種を導入する場合、ほとんどの家庭が対象。ただし施工業者が対応していることが必須。

ガス会社の無償貸与ってデメリットないの?

契約縛りやガス料金の上乗せがあるため、他社と比較して料金に納得できる場合のみ利用推奨。

高効率給湯器は、「高い買い物」と思われがちですが、国やガス会社の制度を賢く使えば、驚くほどお得に導入できます。
「今は手が届かない」と諦める前に、一度補助金や無償貸与制度を調べてみてください。
あなたの家庭にも“無理なく省エネな暮らし”を実現できる可能性が広がっています。

【結論】戸建てでガス代を減らすなら、この給湯器を選べ!

もう迷わない!あなたに最適な給湯器と次のアクションを明確に

ここまで、プロパンガス地域に住む戸建てユーザーに向けて、給湯器選びのポイントや節約術、高効率機種の比較、そして補助金制度について詳しく解説してきました。

最後に、「結局、自分の家にはどんな給湯器が合うの?」という問いに答えるべく、家庭のタイプ別に最適な給湯器を提案します。


こんな家庭にはこれがおすすめ!

初期費用をなるべく抑えたい方

エコジョーズ(ガス高効率給湯器)+ガス会社の無償貸与制度

  • 15〜20万円前後で導入可能(実質0円のケースもあり)
  • 省エネ性能あり/設置スペース不要/交換もスムーズ
  • 補助金で最大3万円軽減

長期的に光熱費を大幅に削減したい方

エコキュート+補助金(最大6万円)活用

  • 年間ランニングコストは約3.5万円(プロパン比で10万円以上の差も)
  • 初期費用は高めでも、10年単位で考えると圧倒的にお得
  • 太陽光・蓄電との相性も◎

スペースが狭く、設置の柔軟性を求める方

壁掛け型ふろ給湯器(20号または24号)

  • コンパクト/設置場所の自由度が高い
  • 費用も抑えめ、リフォームなしで交換できる場合が多い

子育て世帯・4人以上の家族

24号給湯器+追い焚き機能付きタイプ

  • 生活時間がバラバラな家庭でも快適
  • 給湯不足の心配が少ない/湯はり・保温が自動で便利

将来的なエネルギー自給自足を見据える方

エコキュート+蓄電池 or 太陽光との連携

  • 電気代ゼロ生活も夢じゃない
  • 補助金・再エネ時代への備えにも効果的

迷ったときは、まずこれをチェック!

  • 今使っている給湯器の型番・号数・ガス種を確認
  • 家族の人数、使用頻度、使用時間帯の特徴を整理
  • 設置スペースの有無を確認(エコキュートは要注意)
  • 将来的なライフプラン(家族の増減・引越し予定など)も加味

次は何する?今後、すべきことリスト!

  • 給湯器の現状をチェック(型番・設置状況・号数)
  • 給湯器交換の見積もりを取る(2〜3社比較がベスト)
  • 補助金・無償貸与制度の対象か確認
  • まずは使い方の見直しから節約を始めるのも◎

家計の中でも大きなウェイトを占める「ガス代」。
プロパンガス地域だからこそ、給湯器の選び方・使い方・制度活用が生活の質と家計の両方に直結します

「変えたらどれくらい節約できるんだろう?」「本当に補助金ってもらえるの?」
そう思った方は、まずは無料見積もりや相談サービスを活用して、情報を集めてみましょう。

最適な給湯器選びは、未来の安心と快適をつくる第一歩です。
あなたの家庭にも、ぴったりの一台がきっと見つかります。

あなたの暮らしと家計を守るために、今できる最適な選択を

「給湯器ってどれを選べばいいのか分からない…」「高いガス代、ずっとこのままなのかな…」
そんな不安や悩みは、多くの戸建てユーザーが感じていることです。

でも、この記事を通して少しでも「選び方次第で節約できる」「ちゃんと見直せば変えられる」と思っていただけたなら、次は行動の番です。

今の給湯器の型番を確認する、見積もりを取ってみる、まずは使い方を見直してみる──
小さな一歩が、将来の大きな安心と節約につながります。

あなたの暮らしに合った、最適な給湯器選びができますように。

無料見積り・ご相談などお気軽にご連絡ください

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